NISAと積立NISA

ぽこぺんです。


先週、積立NISAはいつ始めても20年間継続できるようになるという報道があり、日経新聞のような経済紙からTVニュースはもちろん、ブロガーの方々も朗報として伝えておられました。

NISAにしても積立NISAにしてもこれは時限立法でした。
つまり、期限がくればお終いということです。
具体的に言えば、NISAはその年NISA枠で購入した120万円分の金融商品について5年間のうちであれば、配当金、売却益のいずれも税金がかかりません。
5年間が経過しても、翌年(6年目分)のNISA枠を使ってロールオーバー(持ち越し)できるので、実質的には5年が経過しても1年目に買った商品の保有を続けることが出来ます。
積立NISAで言えば、積立を開始してから20年分の投資についてはNISA同様に税金がかからないのです。

しかし、NISAは2023年まで、積立NISAは2038年までというタイムリミットがあります。
これはどういうことかと言えば、NISA枠は2024年からはなくなるので、その後は課税され、積立NISAは2018年から始めている人は20年間の積立ができますが、2019年から始めた人は19年間しか積立できないというものです。

積立NISAについては、開始時によって積立期間が異なるという不平等が解消され、いつ始めても20年間非課税で積立投資できるように制度が改善されます!

ところが、一般NISAはそうではありません。
2023年で終了します。
一般NISAは積立NISAと異なり、口座保有者の大半が60歳以上の高齢者で、お金持ちが非課税で株式売買をしているという実態があるそうです。

これをもって、金持ち優遇策はけしからんということになり、一般NISAは恒久化されないことが決まったという報道がされています。
もちろん、恒久化されないからと言って2023年で直ちに終了するかはわかりません。時限となっている2023年を、例えばあと5年延長というのはあり得ると思います。

ぽこぺんとしては、米国株投資の配当金の税金を少なくするためにも是非NISAを恒久化してほしいです。
それに本当のお金持ちは年間120万円以上投資するでしょうから、そういう方々にとっては120万円という投資枠は大きくはない気がします。
だから、ぽこぺんの様に120万円の投資枠を大きく感じる、資金力が小さい投資家のために恒久化してほしい。

それでも一般NISAが終了すれば、ぽこぺんもそこから積立NISAを開始してS&P500のインデックスファンドなどを積立ていくことになると思います。
でもやっぱり、ポートフォリオの中で高配当株の比率を高めたり、将来性を感じる株の比率を高めたりしたいです。

そうすれば、インデックスファンドにない投資の醍醐味みたいなものを味わえますし、例えば長期でインデックス以上のリターンをもたらしている【JNJ】みたいな株の比率を高めて、より早くアーリー・リタイアに近づけるのに。

積立NISAが悪いとは思わないですし、人気が出ているにはそれなりに理由があると思います。
でも、金融庁が決めた基準に適うファンドしか選べないこと(金融庁目線で顧客本位といえる銘柄なので悪くはないと思いますが)、現物株が買えないことはぽこぺんの好みに適いません。
だって、現物株だったら信託報酬みたいなランニングコストないですからね。

というわけで一般NISAが続くうちは現物米国株で好きなポートフォリオで頑張りたいと思います。

小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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