ぽこぺんです。
新元号が「令和」に決まって新しい時代に向けてお祝いムードが高まっていますが、令和への改元と同時に今年のゴールデンウィークは4月27日から5月6日までの10連休となります。
一方で海外マーケットは日本と異なり通常通りの1週間となり、当然、為替市場も株式市場も取引が行われます。
日本の連休や祝日に大きく相場が動くのが為替市場での円相場です。今年も年明け早々に日本での取引が薄い早朝に円が買われ、瞬間的に円相場は1ドル104円台を付けました。
一般に為替市場は、株式市場のような取引所があるわけではなく、金融機関同士が相対で為替取引をするインターバンク市場でレートが決まっていくわけですが、時差の関係でほぼ24時間世界のどこかで取引が行われています。

通常、日本円の取引を一番活発に行うのは日本の金融機関ですが、日本での取引が始まる前の早朝に海外の投機筋が集中的に円買注文を出して、人為的に円高を作り出すことがあります。
こうすることで彼らは為替取引で利益を得ることがあると言われています。
また、日本が祝日の場合は金融機関もお休みなので日本円の取引が少なくなります。そうすると、10連休中は海外勢による円高が誘発されやすいタイミングであると言えそうです。
一方で、4月5日の日経新聞電子版に 「10連休で円売り「1700億円」 海外旅行者が過去最高で」 という記事がありました。
記事によると、10連休中の海外旅行客数は過去最高になる見込みで、この旅行者が円を外貨に換えることが1700億円の円売要因になるということです。足許の為替相場はそういった要因から徐々に円安になっているということだそうです。
過去FXを積極的にやっていたぽこぺんとしては10連休中は基本的に海外投機筋に円買いを仕掛けられやすいタイミングだと思いますし、日経新聞の記事にある海外旅行者の円売りが連休中の為替相場で円高のブレーキとしての役割を果たすのは難しいと思います。
通常、旅行者は出国前に両替するので、連休中に円売りをするわけではないですし、そもそも円買いを仕掛ける投機筋にとっては、仕掛ける段階の為替レートはあまり問題ではないのです。連休中に円買い注文を出す自分たちにとって、反対の注文が少なく、マーケット参観者が少ないという相場を動かしやすい状況であればいいだけです。
今は米国株を中心に資産形成を始めたばかりのぽこぺんですが、10連休は年に数回しかないFXで利益を出すチャンスかな?という気がしていますが、参戦するかどうかは決めかねています。
10連休にFXで一儲けを狙う方は、チャンスだと思いますが、くれぐれもムリせずに参戦してくださいね。 海外旅行などされる方でFXのポジションを持っている方は連休前にポジションを落としておけば、安心して連休を楽しめるかもしれません。
小さないっぽでちょっとずつ。