高金利通貨運用の注意点

ぽこぺんです。


FXをやっていると非常に魅力的に映る高金利通貨ですが、FXに限らず証券会社では外貨建て債券や高金利通貨を参照指標にする仕組債などが販売されており、最近では2018年の夏にトルコの通貨であるリラが政情不安から大暴落してニュースになりました。

高金利通貨がなぜ魅力的に見えるかというと、その名の通り金利が高いので受け取る利息が高くなるからです。現在の日本の様に金利がほぼゼロの国に暮らす日本人にとっては、金利が5%と8%、はたまた10%という言葉を聞けば魅力的に聞こえるはずです。

しかし、注意点としては金利が外貨に対して付くのであって、日本円で高い金利をもらえることを保証しているわけではないということです。つまり、為替が円高になると、金利が高くてもトータルでは損することがるとうことです。

そこで、高金利通貨の主な注意点を挙げてみたいと思います。

まず、高金利通貨となっている国の通貨はインフレ率が高いため高金利となていることが多いということです。
インフレ率が高いということはお金よりもモノの値段が高いということなので、通貨安(円高)になりやすいのです。

次に、金利が高い国というのは、自国の貯蓄率が低いために高金利で外資を取り込んで経済を成長させていることが多く、経済が不安定であることが多いということです。
従って、経済発展に陰りが見えたり、海外からの資金流入についての悪いニュースに敏感に反応して通貨が安くなる可能性が高いのです。

最後に、為替の世界には金利平価(きんりへいか)という考え方があります。
これはフリーランチがないという概念に基づく考え方で、金利が高い分為替は安くなるというものです。

例えば、為替レートが1ドル=100円の時に、円金利1%、ドル金利5%で1年間円で運用する場合とドルで運用する場合を考えてみます。
100円を運用する場合、1年後には円運用で101円、ドル運用で1.05ドルとなります。

レートが1年後も変わらないのであれば、当然金利が高い通貨で運用する方が得ですが、フリーランチが存在しないという考えに基づくと、1年後の1.05ドルと101円の価値は等しくなります。
そうすると、1.05ドル=101円なので、1ドル=96円19銭となります。
※101円÷1.05ドル≒96円19銭

このように、高金利通貨には高金利通貨の特徴があるため、くれぐれも金利だけを見て投資しないようにしてくださいね。

小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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