ぽこぺんです。
昨日お伝えしたマネックス証券の銘柄スアクターですが、こちらを使ってぽこぺんの保有銘柄のうち、成長が期待される5銘柄について、過去10年のキャッシュフローを見ていきたいと思います。
現在コロナウイルスの影響で世界的な活動自粛・自宅待機が行われ、経済活動は大きく縮小していますが、過去10年の流れを認識しつつ、今後の決算を見ていくことにしたいと思います。
①マイクロソフト【MSFT】

これは昨日も掲載した【MSFT】になります。
順調に営業キャッシュフローが拡大しており、それに伴いフリーキャッシュフローも拡大傾向です。
②ビザ【V】

こちらは【V】ですが、こちらも十分なフリーキャッシュフローがあることがわかります。
傾向としては、2~3年フリーキャッシュフローが拡大、その後1~2年の停滞または微減、といった感じでしょうか。
2020年の決算はコロナの影響がどう出るか注目です。
コロナによる影響と、決算の傾向からするとフリーキャッシュフローは減少でしょうか。
③マスターカード【MA】

【V】のライバルともいえる【MA】ですが、キャッシュフローでみるとやや違いが見て取れます。
過去10年は基本的に一貫して右肩上がりです。
また、投資キャッシュフローが相対的に小さいですね。
④マクドナルド【MCD】

こちらはレストラン業界の雄【MCD】ですが、上記3銘柄に比べるとフリーキャッシュフローの水準はフラットに見えます。
ある意味で毎期一定のフリーキャッシュフローがあることを表しているので、これはこれで悪くないですね。
一方で財務キャッシュフローは毎期一定のマイナスがありますが、これは株主還元としての配当支払いと、借入れをして自社株買いをしていたことを表していますね。
結論的には、フリーキャッシュフローが十分な水準を保っている&積極的な株主還元を表していると言えますが、コロナの影響でこれがどうなるかをしっかり見ていく必要があるということでしょうか。
⑤ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】

今日ご紹介する5銘柄の中では最も連続増配期間が長いのが【JNJ】です。
フリーキャッシュフローは微増傾向ですが、全体的にバランスが良い傾向が長期に渡って伺えます。
この辺りは流石と言ったところでしょうか。
【JNJ】はヘルスケア銘柄ということで、今回のコロナとの戦いにおいては株価や配当という点ではなく、人類のために頑張ってもらいたいという思いが強くなっているところです。
しかし、対コロナ新薬で先行していたギリアドサイエンシズ【GILD】が、新薬の効果がなかったという報道を受けて株価が急落しました。
同様の事態が【JNJ】にも起こる可能性があることは頭のスミに入れておいてもいいかもしれません。
明日は保有する高配当株について同様に見ていきたいと思います。
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