ぽこぺんです。
昨日に引続きぽこぺん保有銘柄のキャッシュフローをマネックス証券の銘柄スカウターで確認します。
昨日は成長銘柄(ぽこぺんが勝手にそう思って持っているだけですが)のキャッシュフローを見てきました。
今日は高配当株についてのキャッシュフローを確認していきたいと思います。
①アルトリアグループ【MO】

まずは、昨今逆風のたばこ株【MO】です。
フリーキャッシュフローという点では問題なく確保できていることがわかります。
基本的に新規投資がほとんど必要ない業態ですので、フリーキャッシュフローは営業キャッシュフローが十分に確保されるているかを確認することが必要ということでしょうか。
株価は軟調ですが、正直言えばビジネス自体には今のところ不安はあまりありません。
喫煙者はコロナの悪影響が大きいというような情報は気になりますが。
②ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】

こちらも基本的には【MO】と同じでしょうか。
レイノルズ・アメリカンの買収による規模の拡大で営業キャッシュフローが拡大しています。
こちらも株価は軟調な状態が続いていますが、個人的には一定の利益とキャッシュフローをしっかり確保し、配当を出してくれればいいと思っています。
その意味では、大きな変化がないことを望んでいると言ってもいい銘柄です。
③ロイヤルダッチシェル【RDSB】

こちらも猛烈な逆風にさらされている石油株です。
直近は減配しないことを発表してくれたので良かったですが、株価・業績ともに最悪期を迎えていのかもしれません。
一方で、メジャーと言われる銘柄は健全な財務を有していることと、ビジネス自体は参入障壁が高いため、すぐにつぶれることもないと思います。
また、石油相場は政治に大きく左右されるため、キャッシュフローだけでは語れない部分が多い銘柄だと思います。
とはいえ、業種柄常に一定程度の投資きゃしゅフローが生じ、お金が出ていくことは知っておくべきでしょう。
④AT&T【T】

こちらは通信銘柄で今後の5Gに絶対必要なインフラとなります。
連続増配も40年が見えてきている銘柄ですが、こちらも設備投資のために投資キャッシュフローが常に生じます。
また、ワーナー買収による巨額の負債があり、この返済と利払いが財務に大きな負担をかけていると言われます。
しかし、こうしてみるとフリーキャッシュフローは一定を確保しており、5Gサービスの拡大で収益が拡大することに期待です。
⑤ユニリーバ【UL】

こちらはおまけで掲載しておきますが、フリーキャッシュフローは微増傾向にあることがわかります。
今回はぽこぺん保有の高配当銘柄を対象にしていますが、3%程度なので、上記4銘柄に比べると配当利回りは高いとは言えないかもしれません。
個人的に注目しているのは、売上の半分が新興国からとなってますので、時間の経過とともにそれが拡大して営業キャッシュフローの更なる拡大に期待して長期投資しています。
この他にも米国株ETFと日本株がありますが、マネックス証券の銘柄スカウターはフリーキャッシュフローの動向(配当を賄える水準にあるか)などを見ておくことに非常に役立つツールだと思います。
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