金は持ち運べる資産

ぽこぺんです。


世界経済の不安定さが増す中で金(ゴールド)の価格が上がっています。

三菱マテリアル マイ・ゴールドパートナー
https://gold.mmc.co.jp/market/g_data/2019.html

ぽこぺんが純金積立で利用している三菱マテリアルのグラフを見ても5月末頃からの価格上昇は顕著に見て取れます。

米中という世界の2大経済大国の争いによって、金のような無国籍資産が今後しばらくは価格が上がるともいわれています。

ぽこぺんは学生時代にリーマンショックを経験し、金や原油などの実物資産が大きく価格上昇し、株などのペーパーアセットの価格が下落していく時代を一度経験したことで、社会人になると同時に月1万円ずつ金とプラチナを購入してきました(一時期買付をストップしていたこともありましたが)。

現在では金を約70g、プラチナを約170g保有しています。
金は一度売却したことがありますが、それ以外は売却したことはありません。

資産運用という意味では効率的な運用とは言い難いですし、自分としてもあまり運用の認識を持っていませんでした。
過去にお伝えしているように、金に投資するならば、
①現物の金を買う
②金価格に連動したETFを買う
③金鉱株を買う
という選択肢があり、金価格上昇時は③が一番利益が大きくなる方法だと言われています。

しかし、家庭を持って、子供を持つ現在では、これまでの無意識の純金積立が持ち運べる資産の形成という意味を帯びてきています。
自らの長い将来もさることながら、子供の将来を考えて資産を残すと考えると、現物資産というものも意味があるのかなと。

例えば、株や債券は現在では電子化されているので実物を手にすることはありません。
また、預金は有価証券よりは持ち運びが容易ですが、通貨というのは時代ごとに価値が大きく変動しますし、通貨ごとに使える地域というのは基本的に決まっています。例えば、日本円はアジアの一部では受け取ってくれるかもしれませんし、先進国であればすぐに両替ができるかもしれませんが、それらの地域は世界のごく一部で、今では日本がどこになる国なのか、どういう国なのかさえ知らない人々が世界にはたくさんいます。

米ドルであれば世界の多くの地域で使えるかもしれませんが、通貨の弱点であるインフレで大きく価値が目減りするというのは避けられません。
そして何より、現在の様々な法定通貨は、フェイスブックが作り出すリブラのようなデジタル通貨の挑戦を受けており、将来の通貨の姿というのは見通し難くなっています。

日本では、不動産が最も多くの人が保有する現物資産なのかもしれませんが、持ち運びができないことに加え、固定資産税の様にランニングコストが生じます。
そう考えると、宝飾品や貴金属が本当に最後の持ち運べる資産ではないかと思います。

金の現物を持つとなると、延べ棒を想像するかもしれませんが、その他にも金貨という手段があります。
世界には様々な金貨がありますが、流通量が多い3大金貨というものがあります。
①カンガルー金貨(オーストラリア)

②メイプルリーフ金貨(カナダ)

③ウィーン金貨ハーモニー(オーストリア)

これらは一般には1枚あたり1トロイオンス(約31g)の金でできています。ん延べ棒と異なり、金貨の場合は売却時のコストが低いことが挙げられます。
というのは、延べ棒の場合、見た目は金でも本当にその金属が金であるのかを検査しますが、金貨の場合はデザインや重さで金であるかの判定が比較的容易なため、延べ棒に比べると検査コストが低い又は不要となることがあるそうです。

ちなみに、プラチナは日本では貴金属として人気がありますが、世界的には工業用金属として認知されており、上記の金貨の様に世界的に流通量が多いものがあるわけではありませんが、強いて言えば米国のイーグルコインでしょうか。

投資収益を上げることは重要ですが、長い将来何が起こるかわからないことや子供のために資産を残したいと考えると、金などの持ち運べる資産を持つことも重要かもしれません。

それに金の延べ棒持ってみたいですしね!

小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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