ぽこぺんです。
年明けから3カ月が経過しようとしていますが、この間の株価は大きく下落しています。
株価の下落に伴って配当利回りが上昇しており、ぽこぺんの様に配当を重視する投資家にとっては好機到来といえる環境となってきました。
そこで、ぽこぺんが勝手に注目している銘柄の株価と回答利回りについて、年初からの動きをグラフにしてみました。
なお、配当利回りとは、
1年間の配当金÷株価=配当利回り
ですが、1年間に受け取ることが出来る配当金は約束されたものではないので、企業が減配や支払いをしなければ(無配)、配当利回りは大きく低下またはゼロとなりますので、あくまでご参考としてみてください。
また、以下のグラフは直近の配当金を前提に配当利回りを、下落率は3月26日の終値を基に計算しています。
①アップル【AAPL】

コロナショックで株価が暴落を始めるまで絶好調だったGAFAのうち唯一配当を出しているのが【AAPL】です。
株価は直近高値の$327.85から$247.74へと24.43%の下落となっています。
配当利回りは1%前後から若干上昇しましたが、それでも1%台前半程度です。
世界的なサプライチェーンが回復しないと次のiPhone等の発売が見通せないという苦境はありますが、独自のエコシステムを作り上げつつあるので、ぽこぺんはようやく買付を検討し始めています。
②マイクロソフト【MSFT】

GAFAと時価総額世界一を争い、GAFAMの一角にも挙げられる【MSFT】です。
今回のコロナショックでぽこぺんも初めて購入した銘柄です。
株価は直近高値の$190.66から$149.70へと21.48%の下落となっています。
配当利回りは【AAPL】同様に1%台前半から若干上昇しましたが、それでも1.5%程度までしか上昇していません。
【AAPL】ではなく【MSFT】を今回の下落で買付けたのは、ビジネスではもはやインフラと化しているExcelやWordといったソフトによって、世界的な在宅勤務の拡大によって業績への悪影響は限定的 or 拡大の可能性を感じたからです。
また、連続増配は14年となっており、増配実績が継続中であることと今後の増配にも懸念がないことが大きかったと言えます。
③ビザ【V】

こちらもコロナショック前までは順調に株価が上昇していた、次の1兆ドル銘柄と言われていた【V】です。
直近の高値は$214.16ですが$161.56へと下落しています。
配当利回りは株価下落後も1%に満たないですが、連続増配は11年となっている銘柄です。
コロナの影響があってもオンラインでのショッピングが逆に拡大によって株価は大きく下がらないと思ったのですが、そうはなりませんでした。
しかし、逆に言えば安く買えるチャンスです。
これまで期待先行で買われていた部分が巻き戻しの機会をとらえたと言えるのではないでしょうか?
今後も世界のキャシュレスは不可逆的だと思うので、この銘柄は引続き買いでいきたいと思ってます。
④マスターカード【MA】

こちらも基本的には【V】と同じです。
直近の高値は$347.21でしたが、足許では$247.65です。
【V】よりも【MA】の方がPERが高かったため、下落率もこちらの方が大きいです。
しかし、こちらについても私は先行きに楽観的です。
【V】と【MA】を合わせるとクレジット決済の約80%のシェアを握ることになります。
⑤マクドナルド【MCD】

こちらは少し思惑と異なりました。
リーマンショックの時には大きく市場平均を上回った銘柄でしたが、今回はそうはなりませんでした。
52週高値は昨年8月の$221.93で、秋にはCEOのスキャンダルで$200を割込んでいましたが、今年に入ってからの高値も$220にタッチする水準まで回復していました。
大幅な移動制限が世界各地で生じているため、売上見通しは明るいとは言い難い状況となってきました。
しかし、売上の多くを占めるアメリカでの売上はドライブスルーでの販売が約70%ということと、現時点ではドライブスルーは禁止されていません。
今後の売上等の推移には注意する必要がありますが、配当利回りが3%を超える水準となったのは久しぶりだと思います。
良い毎柄と分かっていれば、究極的にはいつ株を購入しても良いのでしょうが、高配当銘柄を好むぽこぺんとしては、そうした銘柄が株価下落によって高配当化した時に買付けることに魅力を感じます。
みなさんの参考になれば幸いです。
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