日本人の給料が上がらないワケ

ぽこぺんです。


モトリーフールジャパンで面白い記事がありました。
日本人の給料がなぜ上がらないのか?というものです。

その理由として、
①デフレによる経済成長の停滞と悪化
②中高年の雇用流動性の低下
の2点を挙げています。

①デフレによる経済成長の停滞と悪化

デフレとは、物価が下がることを意味します。
例えば、1年前に100円で購入できた商品が今年99円で購入できるならば、インフレ率(物価上昇率)は-1%、つまりデフレによる物価低下を意味します。

モノの値段が下がるのは良いことの様に思えますが、
モノの値段が下がる ⇒ 販売している企業の収益が下がる ⇒ 社員への給料が下がる・上げられない
というのが基本的な流れです。

デフレから脱却するために日銀は金利をマイナスにしていますが、これは、みんながお金を使うようにしたいと思っているということです。
しかしこれが上手くいってません。

経済学の理論にはフィッシャー方程式というものがあります。
「実質金利=名目金利-物価上昇率(インフレ率)」とういものです。
名目金利とは、例えるなら実際にお金を借りるときに銀行から提示される金利だと思ってください。
銀行側からすれば、受け取った金利も物価が上がれば(モノの値段が上がれば)、そこから購入できるもの(数量)は減りますので、実質金利は下がるということです。

名目金利は日銀のおかげでゼロにできても、デフレで物価が下がるのであれば、「実質金利(+)=名目金利(0)-物価上昇率(-)」となり、実質金利は依然としてプラスということです。
つまり、名目金利が下がってもデフレが続く限り実質的に金利はゼロになりません。

②中高年の雇用流動性の低下

モトリーフールジャパン

個人的にはこちらの方が興味深い論点でした。
レポートに記載されている研究によると、40代~50代の男性が欲しいと思う給料は実際にもらっている給料の方が低いにもかかわらず、会社に居続ける状況ということです。
これは長く不況が続いたり、昭和時代の雇用慣習が残る日本においては感覚的には分かっているというか、知ってますね。

研究では日本人の収入の約20%を占めるボーナスについて検証しています。
会社の利益率が1%上昇した時には1%~2%ボーナスは増えますが、逆に1%利益率が低下した時は、4%~5%減るというのです。

つまり、中高年の労働者は適正な賃金よりも低い賃金を許容している上にその会社に居続ける選択をしているというのです。
また、企業は労働者が会社に居続けるたいと考えることを知っているため、給料を上げないでいいるというのです。

昨今は人手不足で給料が上がっているというような話もありますが、基本的には若手や新入社員の話です。40代以上の給料はむしろ下がっています。
これは、企業がこれまでの賃金カーブをフラットにしているということに過ぎないのです。
中高年の給料を下げて若手の給料を上げているわけですね。

①のマクロ経済については個人にはどうしようもないですが、②については転職をすれば改善あれる可能性がありますね。
人間は安定を求める傾向があるのはもっともですが、年功序列型の賃金体系が崩れており、同一労働同一賃金を政府も進めているので、高賃金の企業へ積極的に転職するというのも選択肢として頭に入れておくべきかもしれませんね。

そして、労働者としての賃金に依存しないで、投資や副業などによって給料以外の収入を確保していくというのが重要なのは言うまでもないですね。
ぽこぺんは配当金積み増しを頑張りたいです。

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小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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