ぽこぺんです。
みなさんは特別定額給付金(1人あたり10万円)をもう受け取られましたでしょうか?
ぽこぺんは申請しましたが、まだ振り込まれていません。
いつになったら届くんでしょう笑?
とはいえ、生活に困っているわけではないので、もらえると嬉しいですが急ぎはしません。
日本よりも早く米国でも同様に国民に対してお金を給付しています。
日本はオンライン申請した方が給付が遅いとか問題になってますが、米国の場合は一般国民のレベルで小切手文化が残っているので、小切手を送る方法で給付が出来るのでスピードがあります。
リーマンショックの時も小切手でお金を配ってました。
さて、米国で国民に配られたお金ですが、若年層を中心に投機的な株式購入のために使われる傾向があることが分かっています。
コロナの影響で5月に破産申請したレンタカー大手のハーツ【HTZ】ですが、破産申請後にもかかわらず個人投資家の投機マネーが流入し、同社はその取引価格を基に新株を発行しようとしたようです。
結局は新株発行についてSEC(米証券取引委員会)の承認を得られないと判断して新株発行を断念したとのことですが、そうした投機マネーが今の相場には流れ込んでいるということも認識しておくべきだということでしょう。
また、ヘッジファンドのブリッジウォーターは米中貿易摩擦とコロナがグローバル化の効果を低減させることで米国にも「失われた10年」が訪れるとしているほか、アップルはコロナ感染第二波を警戒して米国内の4州で店舗の再閉鎖に踏み切るということも起きています。
金融市場や相場というものは、売りと買い、強気と弱気、が交わることで成り立つものですので、相場が上昇している局面で弱気意見や売り材料が出ること自体は全く問題ないと思いますが、バブルに見られるように相場が間違いを犯すことがあるというのは事実として存在しています。
また、感染症と言うのは第二波・第三波と続くというのが過去の歴史で分かっているということですので、コロナの感染第二波が来るというのは遠くない未来の出来事として捉えておくべきなのでしょう。
ただ、第二波が来たとして、それに対して株式市場等がどう反応するのか(下落するのか・上昇が続くのか)は判断の分かれるところでしょう。
ぽこぺんは、もうしばらくの間はいつでも株を買えるように一定のキャッシュポジションを維持しておこうと思っています。
その理由は、
・コロナ第二波が来る可能性が歴史的にみて高いと思われること
・その場合、第一波を乗り切れた企業の中でも第二波に耐えられるのは更に限定的だと考えられること
・世界的に2回目のロックダウンが生じた場合、ロックダウン解除はこれまでよりも慎重にならざるを得ないため長期化する可能性があること
・更に、第二波がなかったとしても経済のV字回復は難しいことが証明されつつあること
一方で、中長期的には、
・ワクチンの実用化が少なくとも1~2年内には行われる見通しであること
・既に無症状感染者が相当数いることが分かっており、時間の経過とともに集団免疫が形成されると思われること
・PCR検査の拡大で正確なコロナの致死率が判明した場合、致死率等が低いことが明らかになれば経済回復のスピードが速まる可能性があること
という要素があるため、少なくとも定期的な買増しは続ける必要があると思います。
危機が叫ばれるときや多くの人が不安に苛まれているときほど、長期的な視点を持つことが大切だと思います。また、米国株式投資においては、相場に居続けることも大事なことです。
日々の相場に一喜一憂しないで投資を続けていきたいと思います。
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