ぽこぺんです。
今年の梅雨は長かったですね。
例年よりも梅雨明けが遅く、東京では日照時間が過去最も短いという記録を樹立したとか。
しかし、長い梅雨もようやく明け始め本格的に暑い夏がはじまります。
昨年から梅雨の様にどんよりとした相場と言えばドル円の為替相場です。
2018年は金融ビックバン以降で最も年間の変動幅が小さい一年でした。
年明け直後に1ドル104円という瞬間的な変動はありましたが、足許では108円近辺をウロウロしており、円高気味とはいえ、大きく動意づいた相場にはなっていません。
その相場を動かすきっかけになる可能性があるのが7月末に開催される米国のFOMCでの利下げです。
既に株式市場は利下げを織り込んでいますが、利下げ実施はゼロ金利である日本円と米ドルの金利差を縮小させるので、相対的には日本円の利上げに等しく、円高になる可能性があります。
日本にいるぽこぺんからすれば、給料を日本円でもらっているので、円高は米国株を安く買えるチャンスになります。
今日はぽこぺんがウォッチしている米国株銘柄の円建て価格をお見せしたいと思います。
なお、米国株価格はYahoo!ファイナンスから、為替は三菱UFJリサーチ&コンサルティングのデータを使っています。
また、データは各月の月末のデータを使用して2019年6月までのものです。
①JNJ

②MCD

③MO

④KO

いずれの銘柄も最近は為替相場の変動が小さいため、株価は円建てでもドル建てでも同じような推移をしています。
ところが、リーマンショック後の数年を見ると円高が進んでいたため、ドル建てのチャートと円高のチャートは乖離が大きくなっています。
多くの方は日本円での収入を米国株で運用しているはずなので、米ドル建ての株価推移もさることながら、円建てでの株価推移を見ておくことも重要だと思います。
高値更新が続く米株にあっても、為替要因での買い場を見つけることが出来るかもしれません。
小さな一歩でこつこつと。