ぽこぺんです。
中国で新型肺炎の患者が拡大しており、既に6名の方が亡くなられているようです。また、日本にも罹患した方が発生しているようです。
今回の肺炎の根源はネズミやアナグマではないかという報道もあるようで、中国の武漢で発生した肺炎ですが、武漢以外の地域での患者も発生しているようです。
中国では既にマスクを買い求める市民が薬局等に列を作っており、1人当たりの購入数も制限があるようです。
かつて、新型肺炎MARS(マーズ)が拡大した時や、日本でもインフルエンザが例年以上に流行したときなどに同じような光景がテレビのニュースに映し出されていました。
それと同時にマスクの供給が需要に追い付かず、一部の銘柄が暴騰するという現象が見受けられました。
また、新しい病気や病原菌については、医薬品メーカーがワクチンの開発に成功したなどのニュースが流れるだけで大きく株価が反応するということもありました。
賢明なみなさんであれば既にお分かりだと思いますが、こういった時の相場に乗るのは、それと分かっているならともかく、そうでないのなら乗ってはいけない相場です。
そもそもマスクの需要は永久に続くことはなく、極めて一時的なものです。
また、現時点では急速に患者が増えているとはいえ、その規模は中国で300人程度です。
中国政府が正確な患者数を公表していないとの疑念はあるものの、マスク需要はマスクを作る企業に概ね万遍なく収益をもたらし、個別に差はつきにくいでしょう。
ワクチンの開発は開発した企業に圧倒的な利益をもたらす可能性はありますが、ワクチンを必要とする患者は現時点では多くはないようです。
仮にインフルエンザの予防接種の様に多くの人に必要だとなれば話は別なのかもしれませんが、それを見極めるにはまだ時間がありそうです。
こういう時は、そもそも相場に参加しないか、瞬間的なイベント相場として短期的に参加する程度にとどめておくべきでしょう。
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