ぽこぺんです。
NYダウ、S&P500が史上最高値を更新して今月末のFOMCで利下げが行われれば、更なる株高もあり得るのかという相場環境において、わずかとはいえ、ぽこぺんも含み益の状態です。
一方、ぽこぺんは度々リセッションに備えてキャッシュポジションを厚めに確保した方がよいのではないかとこのブログで発信してきました。
それは、楽観相場・株高局面のときにしか暴落は起こらないということと、長期に渡る米国株高局面も10年を超えたことで、景気サイクルの終わりが遠からず来るのではないかと感じているからです。
もちろん、ぽこぺんが思っている以上に長く好景気が続いたり、現在の株価が本当に高いのかは現時点では誰にもわからないので、第六感に頼って売買するのではなく、定期購入を続けていきますが、リセッション入りした場合、暴落が起きた場面で買いたい銘柄をご紹介したいと思います。
①VYM
ぽこぺんが13株保有する銘柄で、既に何度かこの銘柄については見てきましたので詳細な説明は過去記事をご覧いただきたいと思いますが、米国高配当株のETFです。なかなか価格が下がらないので、配当利回りが4%を超える程に下がった時は積極的に買いたいと思います。

②VOO
こちらは有名なETFでS&P500に連動する商品です。
配当利回りは高くはないですが、S&P500を丸ごと買うので、長期投資の柱になる商品です。
こういう銘柄は個別株の様に決算等をチェックしなくていい分、個別の事情で株価は下がらないので、コンスタントに買うのが基本ですが、下がった時は大きく買うべきだと思っています。

③VHT
こちらもETFですが、ヘルスケアセクターに絞ったETFです。
いまのところ、ぽこぺんのポートフォリオにヘルスケアセクターの個別株はなく、アラガン買収により株価が下落した【ABBV】を買いたいという記事を書きました。
一方で個別株ゆえのリスクに併せて、製薬会社は当たりはずれの大きいビジネスだと考えます。新薬開発には莫大なコストが必要で、開発成功の確率は極めて低く、開発に成功しても特許切れによる収益の低下があります。
そう考えるとETFでまとめて買いたい。
株価が下がればそれをきっかけに!と思っています。

④PFF
またまた、ETFのご紹介です。
こちらは金融機関の優先出資証券や劣後債という、個人では中々手が出せない證券に投資するETFです。
こうした商品は通常の債券や株式よりも高い利回りの商品ですので、高い利回りが期待でき、現在の利回りは税引前で5%を超えています。
また、保有している投資家のブログを見ると毎月配当金が支払われているようです。キャッシュ・フローを確保するとう観点からも保有しておきたいと思っている銘柄です。

⑤ARCC
こちらは個別株です。
といっても、これは米国の中小企業向け融資を行うBDC(ビジネス・デベロップ・カンパニー)と呼ばれる形態の投資会社です。
金融銘柄ですので、リセッション局面では大きく株価が下がりますが、その分利回りは驚くほど高くなります。
現在でも8%を超えるような利回りですが、リーマンショックの時は50%程度になったそうです。
長期投資という点ではポートフォリオのメインにするにはボラタイルな商品ですが、大きく下げたタイミングで一定額を投資できれば、ポートフォリオの利回りは確実に上がるものと思います。

実際にリセッション入りした場合は①~⑤を含めて、考えられる投資の選択肢の中から選択することになります。
しかしそれは、平時からそういった場面を想定しておかないと、いざという場面でしり込みしてしまうものです。
小さな一歩でこつこつと。