ぽこぺんです。
先日、厚生労働省の賃金構造基本統計調査で日本の給料がは横ばいが続いているという話をしました。
そこでは、給料に比べれば米国の連続増配株を買うことで、収入の増加が見込めるとお話ししましたが、副業もまた収入増加のための選択肢です。
ぽこぺんがアーリーリタイアを考えるきっかけになったロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん貧乏父さん』ですが、金持ち父さんシリーズはかなりの数が出ています。
今日はその中でも『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』について紹介したいと思います。
クワドラントとは四等分という意味で、著者は収入を4つ以下の様に分類しています。
E:employee(従業員)
S:self-employed(自営業者)
B:business owner(ビジネスオーナー)
I:investor(投資家)

ぽこぺんは会社員なので、日々の生活の糧はEクワドラントからの収入となります。
また、少しですが投資をしているので、Iクワドラントからの収入(配当)もあります。
なお、収入には全くつながっていないですが、このブログが収入源に成長すればSクワドラントからの収入を得ることが出来ます。
さて、本書では多くの人がEとSのクワドラントから収入を得ていますが、本当の金持ちになるにはキャッシュフロー・クワドラント(上図)の右側であるBとIに行かないといけないとしています。
その理由として、キャッシュフロー・クワドラントの右側(BとI)では沢山の合法的な節税方法があるのに対して左側(EとS)はそれがなく、そもそもEとSでは最初から税金や社会保険料等を引かれた給料しか手にできないとしています。
また、基本的に左側のクワドラントでは働き続けない限り収入が途絶えてしまうのに対して、右側はファイナンシャル・リテラシーを活かして適切に行動することで、経済的な自由を達成できるということです。
言われてみればその通りで、会社員であるぽこぺんは所謂額面と呼ばれる給料を給料明細上で眺めるだけで、手にしたことはありません。
また、節税など考えたこともないですし、日本と米国では税制も異なるとは思いますが、本書では会社を作ることでEやSのクワドラントにはない様々な方法を活用することが出来るとして、会社を作ることを勧めています。
本当のお金持ちは日本でも資産管理会社を作っていると聞きますから、BやIに属する人は節税などの方法があるということなのでしょう。
なお、本書ではお金持ちになる道筋として、Bのクワドラントに属することの大切さを説いており、これがお金持ちになるための近道だとしていますが、最終的にはIのクワドラントで賢い投資家となることの大切さを伝えています。
こうなることで、経済的な自由と時間的自由を手に入れられるのです。
本書ではEやSのクワドラントからBやIのクワドラントへ移る、あるいはお金持ちになる過程で4つのクワドラントそれぞれから収入を得ることも大切だと言っています。
そうすることでそれぞれのクワドラントの考え方が見えてくるからです。
途中で書いたように、ぽこぺんはわずかとはいえ、EのほかにSとIから収入を得るために頑張っているところです。
欠けているBのクワドラントはもう少し勉強が必要です。
本書で言うBクワドラントに属するとは、お金を稼ぎだすシステムを保有するということで、例えば不動産からの賃料収入やフランチャイズビジネスなどを活用することです。
ゴールデンウィークは余暇を過ごすことや家族との時間などの楽しいことに時間を使いつつ、自らの将来の収入について考え、取り組み始めるいい機会かもしれません。
小さな一歩でこつこつと。
