ぽこぺんです。
毎月一定額を証券口座に入金して、ある程度まとまった額になったら米国株を買うというスタンスで投資をはじめました。
機械的に株を買うことで、所謂ドルコスト平均法、一定額で買い付けることで安いときにはたくさん株が買えて、高い時には少しの株を買うだけですむという、論理的にはまっとうな方法だと思います。
しかし、やはり安いときによりたくさんの株を買いたいですよね。
そういう誘惑にかられると、先々で大きな失敗に遭うということは心得ていますが、何とかならないかと考えてみました。
結論から言うと、過去のデータに聞いてみるということです。
ぽこぺんが1年間に株の買い付けが出来るのは、概ね4回程度です。
ひと月数万円の入金だと3ヶ月ためれば、手数料が割高にならない程度の買いが実行できるというわけです。
そこで、過去33年のNYダウの高値と安値について調べてみました。

上の図は、過去33年間(1986年~2018)において、1年間の最高値と最安値が何月に何回発生したか、ということを表しています。
これを見ると、1年間のうち1月に最安値を付けたのが最多で13回(13年)。
1年間のうち12月に最高値を付けたのが最多で14回(14年)であることが分かります。
最安値も最高値も次点は両方とも10月で、最安値7回、最高値5回となっています。
ぽこぺんとしては、これを基に、1、4、7、10月に株を買おうと決めいています。
1月は最安値最多回数、4月は33年間一度も最高値を取ったことがない月だからです。
7月は最高値・最安値とも1回で、他の月と比べて目立った特徴はないですが、夏のボーナス時期ですので、最高値が顕著に多くないならば、コンスタントに買うための月としては悪くないはずだと考えました。
10月は微妙ですね。
コンスタントに買うという意味では上記1、4、7月から見て規則的には3ヶ月後ということで問題ないし、最安値も33年間で1月に次ぐ7回。
しかし、最高値もまた12月に次いで5回と多いわけです。
ここは定期購入と自らの根拠のない判断で売買するという愚を排除するため、ひとまず10月を購入月にしようと決めました。
11月にしようか悩みましたけどね。
調べてみて面白いと思ったのは、5月です。
5月は1回も最安値を記録していません。
相場の格言に”Sell in May(株は5月に売れ)”という言葉がありますが、確かに5月に売れば、安値で売ることはないようです。
ぽこぺんは個別株をしばらく買うつもりなので、指数と個別株が完全に連動するわけではないですが、参考として使うには十分だと思います。
ダウ連動のETFなどをお持ちの方や買おうとしている方には、個別株購入者よりも参考になるのではないでしょうか。
小さな一歩でこつこつと。
