どれだけ保険に入るべきか?

ぽこぺんです。

突然ですがみなさんはどれだけの数の保険に入っていますか?
年間いくら保険料を支払っていますか?

日本人は世界的に見ても保険が大好きな国民だと言われています。
公的な保険制度がない国の人から見ると、公的保険に加えて更に多くの任意保険に加入する日本人は不思議な存在なのでしょう。

ぽこぺんはどうかというと、実は保険には最低限しか加入していません。
なぜならお金がもったいないからです。

一般に若いうちは健康に自信があるので、保険の加入率は低く、年齢が上がるにつれて加入率も上がり、また、結婚をしたり子供が生まれると保険の加入が増えるといわれています。

確かにぽこぺんも子供が生まれて保険に入りました。
しかし、子供が生まれたからと言って「もしも自分に何かあったら…」といって死亡保険に入る気になれないのです。

例えば、国立がん研究センターによると、2017年の統計では1年間に10万人のうちがんで死亡する人は男性:363.2人、女性:239.1人です。
つまり、1年間にがん死亡率は男性0.3632%、女性:0.2391%です。
また、下図を見ると男性は75歳頃にがん死亡率が1%(10万人に対して約1,000人の死亡率)、女性に至っては85歳頃にようやくがんでの死亡率が1%であることが分かります。

ここで申し上げたいのは、「保険は不要!」ということではなく、安心したいがためにムダな保険に入る必要はないということです。
保険会社は当然ながら、みなさんの保険料の一部から社員の給料を支払ったり、必要経費を賄っているわけですから、がん保険に限らず死亡率に比して高い保険料をもらっているのです。

また、貯蓄性保険というものもありますが、保険で貯蓄や運用をするくらいなら自分でETFなどを買って運用した方がはるかに低コストでしょう。

更に、昨今の保険業界では外貨建ての保険が流行っているそうですが、金融庁の遠藤長官は外貨建て保険の運用部分の手数料と保険部分の手数料を開示するべきだと発言しています。

今後は金融庁も保険に対して、かつての投資信託と同じように、本当に顧客に資する商品かを厳しく見ていくことになりそうです。
利用者として不要な保険に入らないことと併せて、保険商品の手数料動向にも注目です。

過度に保険に加入するよりも、適量の食事と適度な運動で健康を保ち、浮いたお金は自ら運用すれば、健康と資産の両方が手に入り一石二鳥の将来が待っているのではないでしょうか。

小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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