【MO】アルトリア・グループについて考えてみた

ぽこぺんです。


高配当株の代名詞ともいえるたばこ株。ジェレミーシーゲルの『株式投資の未来』でも(当時はフィリップモリス)リターンNo.1に輝いた銘柄です。
高配当投資家、配当目的の投資家等々多くの投資家が保有していることと思います。
ぽこぺんも保有している銘柄で、先日、配当金を受け取りました。

そしてたばこ株の暴落によって損切による実現損または含み損を多くの投資家に与えている銘柄だと思います。

現在の株価は$40前後ですが、2017年頃には$80程度の株価でした。
どれだけ高配当・連続増配と言っていても含み損がはるかにそれを上回るという不満の声が多数あるのだと思います。

また、たばこそのものについても見通しが暗いということもあるのでしょう。
世界的な喫煙者の減少とESG投資の台頭でたばこ株への投資は避けられている状況です。

それに対してアルトリア【MO】のキャッシュフローは悪化していないとか、喫煙者が減ってもたばこの値上げで対応できるという意見が反対意見としてあります。
『株式投資の未来』でも、たばこ株に逆風が吹くのは今に始まったことではなく、過去から健康被害や訴訟で負けるといたニュースでたばこ株は割安に放置されていて、実際の収益力以上に割安に放置されていたと記載されています。

ぽこぺんとしては、肯定論・否定論ともにいずれも納得というところです。
肯定論からみると、確かに【MO】の財務状況等は悪くはないのだろうと思いますし、配当も引き続き増配を続けています。

フリーキャッシュフロー(フリーCF)は過去10年以上に渡って一貫してプラスを維持しています。

また、配当金も連続増配を続けています。
増配率は低下傾向ですね。

たばこ株については、否定的な風潮が現在の主流かなと思いますが、現在の株価水準(約$40)なら、長期保有も悪くないかなと思ってしまいます。
含み損を抱えている人は受け入れられないかもしれないけど、今から新規参入ならば悪くないかなって。

一応、理由を述べておくと、
①配当は微増を続けている(コロナ禍の影響は決算等で今後の動向の見極め必要か)
②額面で8%を超える配当利回りで、(日米両方の)税引後でも7%超の手取り配当利回り
というところです。
①と②を合わせれば(配当再投資なしで)、たとえ株価が半減して$20になっても手取りベースで約8年で損失を埋めることになり、更に8年(全16年)で投資元本全額回収です。

更に増配がもう少し続けば回収期間はもう少し短くなるでしょう。
元本を回収しきれば完全なマネーマシーンと化します。

ただ①と②がどこまで続くかが一番の問題なんですよね。
自分が保有しているからひいき目で見すぎですかね?
これが既にたばこ株の罠にはまっている愚者の思考なのかも…。

でも信じれば大きなマネーマシーンになることを夢見てしまいますねぇ。
(この考えでロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】で大減配の悪夢に見舞われたのですがね…。)

ぽこぺんの
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投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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