ぽこぺんです。
人間が最低限生きていくためには衣食住が必要と言われています。
言ってみれば、この3点さえ不労所得でクリアできればFIRE達成といえるわけです。
そこで考えてみると、衣食住のうち最も費用がかかるのは住なのではないかと思います。
衣食については住に比べればコストは小さいと思われます。
例えば、大都市に賃貸で一人暮らしする場合、東京・大阪・名古屋などであれば5~8万円の費用が掛かると考えられます。もちろん例外的な格安物件はあるかもしれませんが、一般的な一人暮らしの賃貸であればこんなものだと思いますし、光熱費などを住に含めればコストは更に大きくなります。
一方で、5~8万円あればひと月の衣食は十分に賄えると思います。
豪華な食事や高級な衣服は望めないけど、普通に自炊してユニクロやGUで必要最低限の支出に抑えれば月10万円の支出で十分に思えます。
逆に言えば、住をクリアすることがFIREへの大きな壁と考えられます。
もちろん、既に自宅のローンを完済していたり、代々住んでいる家がある場合など、住居に要するコストを税金などの最低限のコストに抑えられているのであればFIREへの道のりはかなりゴールに近づいていると言えるのかもしれません。
ではどうやって住居費を抑えましょうか?
短絡的かもしれませんが、以下のような方法があるように思います。
①実家で両親の持ち家などで一緒に生活する
②激安の不動産物件を購入する
③今ある住宅ローンを早期に返済する
こんな感じでしょうか。
①は人によってはFIREを目指していなくても実施している人がいると思います。
別に難しくもないし、昔は家族で同じ家に住むというのは当たり前だったでしょうから、最も平凡ににして効果が大きい方法と言えると思います。
ただし、前提として実家がローン完済後の住居であることや一定の広さが必要と言うことに加え、ぽこぺんのような既婚者であれば双方の家族の同意がないと難しいでしょう。
独身であれば一番簡単な方法と言えるかもしれません。
②の方法は少額資産でFIREした方などがブログを書いたりしていますね。
個人的にはこの方法に一番興味があります。
激安物件は色々なパターンがあるのでしょうが、立地は大体地方か郊外の駅から遠い物件でしょう。
なので、物価は都心より安いという利点がありそうな半面、問題点として考えられるのは、都心に住んでいる場合は転居が伴うことや移動のための公共交通機関が期待できない可能性が高いということでしょうか。
自動車を買ってしまうと大きく生活コストが上がります。
また、家族で引っ越しする場合は配偶者や子供の仕事や学校についても十分に考慮する必要があります。
③これは場合によりけりですが、住居のコストを低減する効果は一応あるでしょう。
繰り上げ返済で早期にローンを返済すれば、支払う利子が少なくなりますので、トータルの住居費を抑えることが出来るかもしれないです。
ただし、ぽこぺんのように住宅ローン減税を利用している場合は、減税期間中は繰り上げ返済すると損をする場合がありますので、確認が必要です。
なお、現在の金利は歴史的にみても空前の低金利時代なので繰り上げ返済するよりもその分投資に回した方が良いのではないかと思いますが、ローンの残高(残債が少ない場合)次第ではやってもいいのかなぁと思います。
ぽこぺんも家を買ってから改めて思い知りましたが、住居費って高いです。
特に家族を持つと一定の規模の住居が必要になるので、それに応じて費用も上がります。
独身の方やこれから仕事を始める方や始めたばかりの方は可能なら実家で親と同居、一人暮らしでも会社の寮を利用したり、格安物件に住んだり、とにかく一人暮らしに過度な憧れを抱かずに住居費を抑えることが大事です。
FIREするには運用資産を拡大して収入を増やすことと節約をして支出を減らすことが言われますが、支出を減らす場合は大きな支出から削減していくのが鉄則です。
そうするとやはり多くの人は住居費ですよね。たぶん。
あとはどうやってそれを減らすのか。
対象が定まっていれば、創意工夫が効いてい来る可能性があると思います。
高配当株で手取りの配当利回りが5%の株であれば、月10万・年120万を得るには2400万の資産で達成できます。
独り身であれば、住居費がなければこのレベルの資産で最低限の生活が出来ると考えると相当明るい気がしてきませんか?
もちろん家庭があれば別ですが、それでも1億はいらないと思います。
何事も目標達成のためには、明確な対象があった方が達成しやすいです。
住居費の削減はFIRE達成のための明確な目標だと思います。
小さな一歩でこつこつと。