ぽこぺんです。
10連休も今日を入れて残り3日。
ひたひたと日常生活が戻ってくる足音が聞こえてきてますね。
今日お知らせする銘柄も同率第3位、連続増配62年の記録を誇る【EMR】エマソン・エレクトリックです!
毎日言っている気がしますが、知らない銘柄です。
名前から察するに電気関係かな?という想像ができるくらいです。
それではどんな銘柄なのか、早速みていきましょう。

①どんな会社?
エマソン・エレクトリックは電気メーカー。産業、一般消費者市場向けにプロセス制御用計装機器・システム、空圧制御機器、動力伝動装置、交流発電機、無停電電源装置、空調・冷暖房機器、電気モーター、自動車部品、電化製品部品、一般消費者用工具を開発、製造、販売のほか、技術サービスを提供。世界各地に製造拠点を持つ。本社はセントルイス。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/profile/EMR
【EMR】は1890年にミズーリ州で設立された会社です。
【EMR】のホームページによると事業の柱は2本あって、一つ「Automation Solutions 」で、もう一つは「Commercial & Residential Solutions」とのことで、ザックリ言えば産業用と一般消費者用の2本柱ということのようです。
オートメーションソリューションでは、工場などのオートメーション技術の導入に関するコンサルティングや導入後の運用管理などを顧客企業に行っているようです。
一般向けには家庭用の冷暖房から、台所のディスポーザーなどを販売しており、現在ではビジネスポートフォリオをこの産業用と業務用に集中していくとホームページに書いてあります。
なんとなく、ぽこぺんの中では三菱重工のような企業に近いのかなという感じがしています。
②売上高と純利益

連続増配企業ではありますが、2016年にかけて売上が下がっています。
業績の悪化を受けてビジネスポートフォリオを見直した結果が上で書いたような2本の柱ということです。
現在は売上が回復傾向ですが、利益はかつてほどではないですね。

その理由としては営業利益率の低下が続いていることでしょう。
2016年にかけては急激に利益率が悪化しており、足許では下げ止まりの傾向にありますが、利益率を改善するには至っていません。
③EPSとDPS

配当性向は業績悪化時でも70%台となっており、2018年には60%台へと戻しているので、現状は無理のない水準ですね。
増配は2015年からは年$0.02ずつの増配。
業績悪化時でも増配しているというのは評価に値するのかもしれませんが、業績が回復するかは注視する必要がありそうです。

フリーキャッシュフローは上げ下げを繰り返しながらですが、トレンドは下げ基調です。
2019年9月の決算でもフリーキャッシュフローが下がっているとちょっと不安ですね。
ここまで見てきた連続増配銘柄は、上位銘柄ほど毎年の増配額は僅かで、長い間保有していないと配当利回りは3%程度しかないように思います。
【EMR】だけに限りませんが、連続増配銘柄もいつかはその記録が途切れることを頭に入れて、業績等のチェックを怠ってはいけませんね笑。
その前にぽこぺんには、基礎的な指標や決算情報の見方も学ばなければいけません。
小さな一歩でこつこつと。