ぽこぺんです。
先週のNYダウは史上初めて35,000ドル台に乗せて取引を終えました。
週の初めには久しぶりに株価がそこそこ下落したものの、終わってみれば高値を更新している状況です。
米国株は強いですねぇ~。
でも一体いつまでこのような上昇相場が続くのでしょうか?
そもそも素人のぽこぺんにはよくわからないのですが、リーマンショック以降米国株はリセッションに入ったことがあるのでしょうか?
リーマンショック以降も、ギリシャショック、チャイナショック、コロナショックと○○ショックはありましたが、本格的な不況入りは無いのではないかと思います。
経済の専門的な見地ではコロナショックは史上最短の不景気期間ということなのかもしれませんが、株価チャートを見ればわかるように、毎年のように史上最高値を更新し続けています。

確かに、米国株って年初の株価に比べて年末の株価が下落した年が2年連続となったのは数回(4~5回?)しかなかったはずで、3年連続したのが1920年代の世界大恐慌の時だけだった気がします。
その意味では、株価が上昇を続けるのはそこまで珍しくはないのかもしれません。
一方で、歴史的に見れば下落した株価が以前の高値を更新するまでに10年以上かかることは普通にあることです。
1920年代の世界大恐慌に伴う下落から、大恐慌前の高値まで株価が回復するのにかかった時間は約25年。
こんな長期間株価が回復しなければ、暴落前から投資をしていた人は心が折れますよね…。
ジョン・テンプルトンの有名な言葉に
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
というものがあります。
現在の株価や市場はテンプルトンが言うところのどのフェーズでしょうか。
ぽこぺんは懐疑と楽観の中間くらいにいるのではないかと思います。
だからもう少しの間株価は上昇を続けるのではないかと考えています。
根拠と言うような明確なものはないですが、コロナのデルタ株の拡大とかFRBの金融緩和終了など完全に将来を楽観しているわけではないという気がするからです。
一方で今週の始めの様に、デルタ株拡大懸念で下落した翌日から株価が回復して高値を更新するなど、楽観的な面も否めないというのが現状だと思っています。
警戒してばかりでは株価成長の恩恵を取り逃がしますが、下落に対する備えも不可欠ということを忘れずに投資をしていこうと思います。
そういえば、今週の下落時に指値の注文がいくつか約定したことを以前の記事でお伝えしましたが、そろそろぽこぺん夫婦の2021年のNISA枠が残りわずかとなってきました。
今も指値注文を出している株がありますが、これが全部約定すると残りの枠はなくなります。
そうなったら証券口座への入金は続けつつ、年内の買付は停止しようかと考えています。
一つは下落への備えとして、もう一つは不動産投資の種銭として、というところです。
また、2022年は年初に一括投資してあとは放置という方法も考えているので、年初に向けて夫婦240万円分のキャッシュを蓄えておこうかなというアイデアもあります。
いずれにしても、年内はキャッシュを一定程度備える方向に舵を切る予定です。
小さな一歩でこつこつと。