ぽこぺんです。
最初にお断りしておきます。
今日は完全にぽこぺんの雑談、雑感、雑念とでもいうような内容を書きます。
そして、完全にぽこぺんの主観に基づいた独断と偏見のない様で、特に結論は無いです。
思うままを書きます。
タイトルにある通り、なんだか最近は世の中全般に鬱屈としたものを感じます。
特にコロナ以降はそんな気がします。
別にコロナ前から日本の閉塞感とか停滞感はありましたが、コロナという一大事を前にしても世の中はほとんど変わらないというか、社会システムの不完全さというか、そういうものに失望を感じます。
以前からそうですが、国会議員は全く日本をリードしていませんし、国政は混乱するばかりです。
東京や大阪の府知事は決断力や行動力があるのではないかと思われていましたが、コロナに際してはほとんど何もできていないどころか、都民・府民の不興をかうようなことばかりしており、再選は難しいのではないでしょうか。
また、コロナの最前線で尽力してくれていると思っていた医療関係者の代表ともいえる医師会の会長は自粛を呼びかけながら自らは政治資金パーティを主催しながら、対策は万全だったので問題ないと言行不一致甚だしい有様です。
そして、国内のコロナ感染発覚から1年以上が経ったのに病床数はほとんど増えず、結局ワクチンが普及するまでに何かが変わるということはありませんでした。
そればかりではありません。
社会もあまり変わりませんでした。
テレワークの実施率は徐々に低下しています。
今でも通勤の満員電車はなくなっていません。
若者の路上飲酒、老人の昼カラオケ、会食もなくなりません。
オリンピックはどうやら開催するようですが、それも当然でしょう。
1年前の今頃は4月入学を9月入学に変えようという話がありました。
日本の4月入学は世界的には少数派で、グローバルスタンダードの9月入学にすることで留学が容易になり、日本企業が外国人を採用しやすくなるという話でしたが、結局実現できませんでした。
議論の過程で、この機会にできなければもう不可能と言われていましたが、やはり実現できませんでした。
国内の問題ですらそんな体たらくですから、オリンピック中止なんて決断できるはずもありません。
年金をもらっている高齢者が優先的にワクチンを接種され、生活のために働く必要がある現役世代は後回しです。
けれど、そんな世代は自粛を求められ、仕事はなくなり、収入の道を断たれます。
コロナを機に大きく進むと思われた各種のオンライン化も老人が使いこなせないという理由で思うように進みません。
どれだけの老人がワクチン接種でオンライン予約ができないと文句を言っていることか。
これらに加えて、コロナ前から続く増税と所得の減少はコロナが治まっても変わらないでしょう。
去年の出生数は国の予想よりもはるかに早く90万にを割込みました。
また、年金の受給開始年齢や定年退職の年齢は引上げが続き、人生100年時代と言いながらそのほとんどは労働をしなければいけない時間に割かれます。
それも、下がり続ける所得の中で続ける労働です。
真面目に働くのがバカらしくなりませんかね。
この国の世代間の問題は看過しがたいと思います。
バブルを謳歌した世代の年金のために現役世代が低年収で働き、老人国会議員が老人のために政治を行い、若者が選挙に行ったとしても数の差は覆せません。
だからなのか、社会を本当に変えようという政治家はいません。
口では何といっても、結局は何も変わっていません。
このままジリ貧で日本は衰退していくしかないんでしょうか。
今のところその路線を行っているように思います。
歴史を見ても、日本という国は市民革命が起こったことのない国です。
江戸時代も黒船をきっかけに終わりを迎え近代化へと進んでいきましたが、行き過ぎた拡張政策で無謀な戦争に突入し、それを終わらせたのは敗戦という大きな痛みを伴いました。
今、日本の頭越しに米国と中国が覇権争いをしています。
その決着はともかくとして、そういう大きな流れの中で危機に直面しないとこの国は変わらないのではないかと思ってしまったりします。
そんなことになってほしくはないんですけど。
コロナが落ち着いても明るい未来は待っていないのではないかと考えてしまいます。
こころのどこかで明るい未来とか、景気のいい未来とか、生活しやすい世の中を求めていますが、難しいんだろ言うということは経験的に感じます。何しろバブルの頃に生まれているので、それを上回る好景気は無いですからね。
少しでも早くこの世界から抜け出すという選択はFIREに限らず正しい選択なのだろうと思ってしまいます。
小さな一歩でこつこつと。