ぽこぺんです。
今週も土日に入りました。
お仕事の方もいるかもしれませんが、多くの方は土日休みではないでしょうか?
ただ、明日は日曜日。
日曜日の夜って辛いですよね。
所謂サザエさん症候群?ってやつです。
次の月曜日を思うと憂鬱になるというやつですね。
最近、選択的週休三日制と言うのが議論されているのですが、みなさんは選択できるとしたらどうしますか?
ぽこぺんは多分今と同じ週休2日を選びます。
だって、週休3日にしても仕事の量は変わらないと思うから。
2日しか休んでいない人と同じ仕事を短い時間でやらされるのが日本の会社ですから。
ただ、本質的には今の社会って昔ほど働かなくてもみんなが生活していけるはずなんです。
イギリスの経済学者として有名なケインズは2030年には週15時間の労働で生活していけると考えていました。
2030年まであと8年半ほどです。
でも今の日本では週40時間労働で、実際は残業でより多くの時間を労働に費やしている人がほとんどのはずです。
なぜなのか?
それはこの世の中が資本主義で出来ているから。たぶん。
必要十分な収入があればよいという考えは資本主義の世界では通じません。
より多く、より効率的に、限界まで稼ぐことが善しとされるので、生活に必要ない余剰分まで稼ごうとするのが資本主義だからです。
例えば、最低限の住居、生きるために必要なだけの食事、自動車はなく、華美な服もない生活。
そんな生活であれば、多くの方が今よりもずっと少ない労働で生活できるはずです。
でもほとんどの人はそんな生活では満足できないはずです。まぁぽこぺんもそうですが、人間て欲がありますからね。
そしてそれこそが、資本主義の原動力です。
欲による「もっともっと」が経済を拡大させ、多くの人が労働に追われる理由でもあるんですね。
ただFIREを目指すには、資本主義が必要です。
資本主義は資本を持つものが労せずに利益を手に入れられます。
ところが、資本主義が否定されると…、まぁどんな世界になるのかわかりませんが、自給自足的な生活になれば自分に必要なものは自分で手に入れる必要がありますから、まずFIREはできないと思います。
ということで、多くの人は欲望が大きくなればなるほど労働に縛られる生活となります。
資本主義は労働する側に「もっともっと」を求めます。
だから、それを脱する方法が必要で、その一つの解がFIREと言うことです。
これは資本主義を使うことで自らを労働から解放するという方法です。
人生100年時代になり、労働に依存した生活は「もっともっと」を求められる、追われる人生なのではないかと感じます。
だから、そこから逃れるためには、早く資本を蓄積することです。
週休3日にするのが収入減につながらないのであればウエルカムですが、収入が減るのであれば、長期的には働く期間が長くなります。
別に働くことが悪いわけではないです。それが望んでいる生活ならば何の問題もありません。
ただ、多くの人が働くことそのものもさることながら、それに付随する人間関係やその他の事情を含めて働きたくないと思っているのではないかと感じています。
別に、働きたいのであれば会社に行かなくても給料が無くても働くことはできます。
でも少なくて友ぽこぺんにとっては生きるために働かざるを得ないのが労働ですから、労働から脱したら好きなように働こうと思っています。
今すぐは無理でも、長い人生においてどのように働くか、どの程度労働するかを自分で選択できるように、上手く資本主義を活用しましょう。
小さな一歩でこつこつと。