ぽこぺんです。
日本や世界の先進国では資本主義という体制の下で国家を運営している場合がほとんどです。
資本主義とは、簡単に言えばお金を出した人が強い権利を持つという制度です。
例えば、あなたが自分のお金で自動車を買ったとすれば、その自動車はお金を出したあなたが好きに使えます。
その自動車を自家用車として自分のためだけに使うこともできますし、タクシーとして他人を乗せることもできますし、レンタカーとして貸し出すこともできます。
自家用車の場合は基本的にお金を得ることはないでしょうが、タクシーやレンタカーとして自動車を使った場合はお金を得ることが出来ます。
そしてそのお金は自動車を購入するのにお金を支払ったあなたのものになります。
ここで重要なのは、例えば誰かをタクシー運転手として雇っても、レンタカービジネスをするために誰かを雇っても、ビジネスからの利益はあなたのものだということです。
資本主義の下では、誰かを雇ったとしても、彼らへの給料の支払いは利益の分配ではなくビジネスにかかる費用です。
どれだけビジネスからの利益が拡大しても、あなたが従業員と合意した給料は上げなくてもOKです。
ビジネスが上手くいけば利益は増え、あなたはお金持ちになれます。
以上が超簡素化した資本主義のルールです。
そして現実世界に当てはめると、ぽこぺんはサラリーマンですから雇われる側、つまり、お金持ちになる人側ではなく、お金持ちの人に使われる側ということになります。
ではどうすればお金持ち側に回れるか。資本の出し手に回れるのか。
それは、正に上記の様に自分でビジネスを始めるか、株式を購入するしかないのです。
ぽこぺんが思うに、最も簡単な資本の出し方は公開株、つまり上場している会社の株を買うことです。
現代ではネット証券に口座を開けば簡単に株の購入が出来ます。
会社が利益を上げれば、株主に利益が還元されます。
もちろん現実にはどんな株でもいいという訳ではないですが、資本の出し手に回らない以上、多くの場合はいつまでたっても労働者として働き続け、お金持ちにはなれないということになります。
現代の資本主義はルール整備もされているので、上場企業の財務状況や収益状況は様々なルールや監査等の目を経て開示され、内容に虚偽等がないかどうかが確認されています(それでも時々問題は起きますが)。
なので、自分の目で儲かっている会社かどうかを確認できるのです。
そして、その会社の株を買うことで、儲かっている会社の株主として利益を享受できるのです。
また、資本主義の世界では、資本の下に資本家は平等です。
例えば、自分が儲かっている会社のオーナーだったら、利益は独り占めしたいけど、少しでも一緒に資本を出している人がいれば対等(=出資に応じて)に利益を共有しなければいけない。それがたった1株の株主でも。
だから、たとえ1株でも株を持っていれば立派な株主です。
アップルの株を1株でも持っていればあなたは株主で資本家と言えます。
アップルの従業員として雇ってもらうのは世界中のエリートとの競争に勝ち抜く必要がある(ぽこぺんには無理だ)けれど、百数十ドルのお金があれば株主になれる。
資本主義の世界では従業員よりも会社の利益に対して強い権利を持つ株主になれるのです。
日々の株価や景気動向に苛まれて不安になるけれど、ぽこぺんは、資本の出し手に回ることでお金持ちになれるよう、株式投資を続けていきます。
小さな一歩でこつこつと。
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