ぽこぺんです。
コロナショックで3月にNYダウは18,000ドルほどまで下落し、直近の高値から約10,000ドルの下落で、下落のスピードはリーマンショックよりも早いと言われています。
そこから比べると5月後半に入った現在では株価が大きく戻しています。
足許ではNYダウが24,000ドルを超えていますので、3月の底値から見れば約30%もの株価上昇です。
が、ぽこぺんの資産は含み損状態です。
多くの方がいまだに含み損を抱えているのではないでしょうか?
利用している楽天証券の評価額を見ると、ぽこぺんは約15万円の含み損を抱えています。
ポートフォリオ全体の現在の時価評価が約165万円ですから、これまでに約180万円投資しており8%ちょっとの含み損を抱えているということになります。
株価が回復してきてこれですからね、3月は率(%)で言えばもっと大きな含み損を抱えていました。正確な数字は覚えてないですけど。
投資だけに限りませんが、損は大きいより小さい方が良いし、損があるよりはない方がいいに決まってます。
ただ、証券投資の場合は証券会社の評価額が本当の含み損を表しているとは限りませんので確認が必要です。
なぜなら、証券投資の場合は配当金・分配金などのインカムゲインを再投資する場合が多いからです。
これは当たり前のようですが、証券会社の損益表示ではなかなか本当の評価損益を見る機能ってないように思います。
あなたの本当の損益
大げさな見出しですが、当たり前のことを言ってすいません。
投資の損益とは、
資産の評価額 - 投資額 = 投資損益(+なら利益、-なら損失)
最初の資産評価額は資産の時価です。
ネット証券の口座にログインすればすぐにわかります。
問題は投資額です。
ぽこぺんを例にとってみると、
給料からの入金 + 配当金再投資 = 投資額
となります。
そこでぽこぺんがこれまでに給料から入金した額を計算してみました。
すると、その額は約174万円です!
まとめると、
ポートフォリオの時価:約165万円
含み損 :約15万円
給料からの入金額 :約174万円
となります。
実際にぽこぺんが給料から入金した額とポートフォリオの時価との差額は9万円ですので、表示されている15万円の含み損よりは6万円少ないのです。
これは、給料からの投資と受け取った配当金の再投資が証券口座内では区別されないため、実際の入金額より配当金の再投資分だけ投資額が大きくなるために起こるのです。
なお、利益が出ている時も同じです。
配当の再投資分の評価益と再投資した株からの配当がありますので、自分の入金額よりも利益は大きくなるはずです。
これまた当たり前のことですいません。
でも自分で入金した額を記録しないと、あなたの本当の評価損益が分からないということが言いたかったのです。
そう考えると、配当は株価下落のクッションになると言うのがよく理解できます。
まぁ株価そのものにブレーキはかけられませんし、場合によっては配当再投資を含めても無配株に比べて損失が大きくなることはありますが…。
証券会社の口座内で表示される情報だけ見ているとわからないこともあるので、入金額を記録しておくことは重要ですね。
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小さな一歩でこつこつと。