ぽこぺんです。
今週は週の後半にかけて米国株は軟調な展開でした。
ぽこぺんは現時点での株価下落は引続き株を買うチャンスとして活かしてもいいと思っています。
他方でいつ株が下落するのかということを市場は探っている展開なので、チキンレースも始まっていると思います。
今週の株価下落の理由の一つに米国債金利の上昇があるようです。
現在の株高はべFRBによる未曽有の金融緩和によってもたらされています。
つまり、米国の中央銀行が世の中にお金を大量に流通させており、世の中にお金が余っている状態です。
この辺は日本にいる一般庶民のぽこぺんには実感がありませんが…。
ぽこぺんに見えなくてもお金はあるところにはあるということでしょう。
こうして大量に余った(というか流通している)お金が株式市場やビットコインなどの仮想通貨市場に流れ込むことで資産価格が上昇しているのが現在の状況ということです。
しかし、金利が上昇するとこの流れが止まりますから、株式市場からお金が引いていき、資産価格の下落につながることになります。
現時点ではFRBは金利上昇につながる金融引き締めを行うことはないと明言しています。それどころか、引続き「企業倒産の懸念」や「雇用の改善の必要性」などを上げており、2023年末までは現在のゼロ金利政策を続けるとしています。
FRBが少なくともあと2年程は現状の金融緩和を続けると言っていることが、最初に書いた「引続き株を買うチャンス」と考える理由です。
引続きカネ余り状態が続くのであれば、株式市場にお金は流れ込んでくると思います。
一方で、緩和の出口が近付くにつれて多くの人が出口戦略を考えるはずなので、株価下落の可能性が高まるはずです。
これが「チキンレースがはじまっている」と考える理由です。
ここから先は上記の2点を頭に入れながら株と付き合っていく必要があると思います。もちろんビットコインなどの仮想通貨も同様です。
問題は、昨年から続く資産価格の上昇に慣れてしまって、理論的には分かっていても実際にはいつまでも資産価格の上昇が続くと思い込んでしまう危険があるということでしょう。
さがっても「すぐにまた上がる!」と思い込んでしまいがちです。
だから、価格が下落しても一度に多くの資金を投じることは避けたいと思います。
場合によっては頃合いを見て売却(利益確定)するということもアタマに入れておきたいと思います。
小さな一歩でこつこつと。