ぽこぺんです。
ぽこぺんが米国株投資を始めたきっかけは、著名ブロガーさん達のブログをみて米国株のリターンの高さに感銘を受けたことと、(日本株と比較して)安定して配当金を出すということに惹かれたからです。
特に高配当株や連続増配株に投資して安定した不労所得を得てアーリーリタイアするということに大きな魅力を感じました。
従って、当初の投資銘柄(といっても昨年2019年の話ですが笑)は通信、たばこ銘柄への投資となりました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大で2020年に入って株式相場が暴落すると高配当株はハイテク株よりも大きく下落してしまいました…。
高配当株への投資はトータルリターンが良くないというような話もあり、ぽこぺん自身も投資銘柄の見直しが必要なのかなぁと思ったりもしていますが、サラリーマンとして不労所得を得たいという思いは全く変わっていません。
というか、昨日の記事で書いたようにサラリーマンである以上は職場の命令一つで意に沿わない人事に従わざるを得ないことを考えると、主体的な人生を送るためにも、ますます不労所得を確保する重要性を感じています。
そこで、減配や倒産リスクを極力減らし、かつ、配当金をしっかりもらうためにはどうするかということになります。
結論は単純で高配当ETFを買うということです。
前置きが長くなりましたが、今日は高配当ETFとして【VYM】と【HDV】の分配金の推移を載せてみたいと思います。

まずは両銘柄の四半期の分配金の推移です。

年間の分配金でみても一貫して【HDV】の方が高い分配金水準となっています。
両銘柄の先週末時点(7/2)の価格は【HDV】$81.58【VYM】$78.94となっており、似たような価格水準です。
また、その価格からみた分配金利回りは【HDV】4.20%に対して【VYM】3.75%となっています(直近4四半期の分配金合計額と7/2の価格で計算)。
(ぽこぺんが使っている楽天証券の表示だと【HDV】5.15%に対して【VYM】3.76%となっています…【HDV】なんでこんなに数字が違うんだろ?)
これだけ見ると【HDV】が有利なように見えますが、組み入れ銘柄数には大きな違いがあります。
7/2時点の【HDV】が78銘柄を組み入れているのに対して、時点は異なり5月末ではありますが【VYM】は393銘柄を組み入れています。
つまり、【VYM】の方が分散が効いたポートフォリオとなっているということです。
ぽこぺんは【VYM】を保有しているわけですが、その理由は正にこの点にあります。
【VYM】であれば分散が効いているため、本当に永久保有できる銘柄だと思っており、愚直に買増しすることで配当金を増やせると考えています。
今はポートフォリオの一部に過ぎない【VYM】ですが、長い目で見てポートフォリオの柱にすることを決めています。
もちろん【HDV】が悪いわけではなく、5%を超える配当利回りは魅力ですので、この辺りは個人の趣味の問題もあると思っています。
なお、ぽこぺんとしては【VYM】が高配当と言っておきながら3%を割るような水準になることがあるので、そういったタイミングでの追加投資は若干ためらうことはあります。
長々と書きましたが、結局言いたかったことは以下の3点です。
①高配当目的の投資への批判はあるが、やっぱり高配当は魅力的
②ただし、個別銘柄で高配当を求めるのは危うい面も確かにある
③だから高配当ETFを愚直に積立てる
今日紹介した2銘柄は株価・分配金共に長期では緩やかな右肩上がりです。
個別株のリスクを取りたくない方、忙しくて個別株の決算等を確認することが難しい方などには打ってつけだと思います。
なお、本当は【SPYD】も比較対象にしたかったのですが、運用会社の公式HPに分配金実績がでていなかった(見つけられなかっただけかな?)ため、比較対象にできませんでした。
見つけたら比較対象として追加したいと思います。
小さな一歩でこつこつと。
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