【米中対立】米国は本気になってきた!?

ぽこぺんです。


米国による中国への対決姿勢が鮮明になってきました。
ここ数週間で米国による対中国関連の対策や発言などが相次いでいます。
ざっと思いつくだけでも以下のようなものがあります。

・中国から米国人の個人情報が監視されているとして動画投稿アプリ「TikTok」の使用禁止を検討
・南シナ海での中国の行為は違法であることを宣言し人工島の建設に関わった企業等への制裁についても言及
・中国が香港国家安全維持法を施行し一国二制度を崩壊させたとして香港で米ドルを利用させないことを検討している

大統領選挙の年ということもあるので、対中強硬姿勢を見せることでトランプ大統領は再選を狙っているのかもしれません。

ただ、米国では中国への制裁すべきという議論が超党派で行われており、これまで尖閣諸島の領有権については中立としてきた姿勢も中国の領有権の主張は否定されてきています。

米国大統領選でトランプ氏が再選しなければ、民主党のバイデン新大統領と共に融和に向かうという論調もあるようですが、政権を担う大統領がだれであっても米国は自らの覇権を脅かす存在を許すことはないはずです。

かつて第二次大戦後に世界の覇権を争ったソ連とは冷戦中に世界を東西に分けて西側諸国への経済的・軍事的支援を行い、代理戦争を戦い、長い年月を経て最終的にはソ連が崩壊しました。

しかしイデオロギーが異なる相手とだけではなく、経済面では我らが日本もバブル期に様々な政治的圧力を受け、貿易摩擦・貿易戦争を経験しています。
当時の日本の急速な経済発展によって、同盟国にもかかわらず自らの覇権の危機を覚えたのか、関税の自由化や日本国内の規制撤廃等を認めさせたという過去があります。

今年は大統領選挙という政治の年ですので、選挙が近づくにつれて、ことさらに対中国の対応は目立つ可能性があります。
今現在はコロナの第二波がマーケットの最大の関心事ですが、思っていないきっかけによってマーケットは暴落するものですから、みんなが心配しているコロナよりもそれ以外の事象による暴落は警戒しておいていいのかもしれません。

ではどうやって暴落に備えるのか?
方法としては、
① 一旦リスク資産を売却してキャッシュで保有する
② 一定のキャッシュポジションを保つようにする
という方法が考えられます。

しかし、暴落への懸念があったとしても、いつ暴落するか・そもそも本当に暴落するか・暴落の規模はどの程度かは誰にも分からないので、暴落がなかった場合や小さな下落で済んだ場合、①の方法だと良くても取引手数料分損しますし、株価が引き続き上昇した場合はその恩恵を失することになります。

従って、おススメは②です。
現在のポジションが相当程度リスクが高いポートフォリオになっているのであればリバランス等は必要かもしれませんが、基本的には現在のままのポジション・ポートフォリオで手持ちのキャッシュを厚めにしておくことをお勧めします。

こうすることで、暴落時は買い出動して安い株を大量に買うことが出来ますし、暴落がなくても現在のポートフォリオは株価上昇の恩恵にあずかれます。

ぽこぺんは幸いにも夏のボーナスが支給されてので、数十万円をプールしています。数十万円は少ないかもしれませんが、ぽこぺんの様にお金のない投資家はこれでも資産全体の10%~20%のキャッシュポジションとなります涙。

結局のところ、あなたが長期投資家であるならば、偏った将来見通しに自らの資産を賭けるのではなく、どちらにも動ける態勢を維持しながら、長期でマーケットに参加し続けることが大切です。

ギャンブル的な投資は資産全体のごく一部にとどめ、当たればラッキー、外しても致命傷にならないことを心掛けて楽しむべきだと思います。

小さな一歩でこつこつと。

クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。