【注目】今夜は米国雇用統計発表

ぽこぺんです。


今夜は米国の雇用統計の発表日です。
米国の2月の雇用状況について公表されるのですが、ここでどのような数字が出てくるのかが注目されます。
FRBのブレイナード理事は「雇用とインフレは目標には程遠い」と3月2日に発言しています(日経新聞より)。

これは、雇用統計が「仕事を求めている人」を元にどれだけ失業者がいるのかを表している数字であることに起因します。
これまでFRBが言ってきたように、コロナの影響で失業した人が、コロナの長期化によって労働市場から退場している状況が続いています。
つまり、本来ならば失業者であるはずが、あまりにも仕事が無い状況が続くので職探しを辞めています=仕事を求めていない人になることで、数字上の失業率以上に潜在的な失業者が多いとFRBは考えています。

しかし、今夜の雇用統計が悪くても市場は低金利の長期化を予想し、株価はむしろ安定した上昇になるのではないかと思います。また、バイデン政権が行う200兆円ともいわれる財政出動への期待もあり、悪いニュースが良いニュースとして捉えられるのではないかと考えます。
一時的には悪い雇用統計の影響で株価は下がるかもしれませんが。

更に、ワクチン接種の進展によって経済の回復が見えだしても、先に述べたように雇用統計に表れない潜在的な失業者がいるため失業率は急激に低下するのではなく、潜在的な失業者が労働市場に戻るのに合わせてじわじわと改善するのではないかと思います。

その間も景気回復の腰折れを防ぐためには、金利を引上げたり、緊縮財政に転じることはできないはずです。

世界的なワクチン接種の進展に合わせて経済活動は徐々に回復してくるはずですが、そんな中でも失業率や賃金などは緩慢な回復を続けるのではないかと思います。
その一方で、低金利環境や財政出動による景気回復期待で株価は上昇を続け、失業率や賃金が目に見えて回復・改善しだ始めた時は資産価格の下落が始まるのが近付いている時になるのではないでしょうか。

こうしたことを念頭に、今夜の雇用統計で株価が一時的に下落したのであれば、月例の定期購入に動こうかと思います。
今の株高はもう少し続くのではないか、少なくとも2021年の秋頃までは大丈夫なのではないかと考えています。

もちろん、投資の判断はご自身でお願いします。
ぽこぺんはまだ今の相場から降りません。

小さな一歩でこつこつと。

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投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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