【注意報!?】バフェットが持株売却加速!!

ぽこぺんです。


既に多くのメディアで報じられていると負い、アメリカの著名投資家であるウォーレン・バフェットがUSバンコープ【USB】とゴールドマンサックス【GS】株の売却を行いました。

【日経新聞】
バフェット氏、ゴールドマン株8割売却 金融危機で出資


【記事概要】
・バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは保有する【GS】株の8割を3月末に売却していたことが明らかになった

・米銀株はバフェットのお気に入りで、【GS】のほかにもバンク・オブ・アメリカ【BAC】やウェルズ・ファーゴ【WFC】、JPモルガン【JPM】を保有している

・しかし、【JPM】の保有減も今回明らかになったほか、【USB】の一部売却も公表した

記事の通り、バフェットはこれまで米銀に強気の姿勢でした。
バークシャーのポートフォリオの4~5割程度が米銀株を中心とした金融セクターで占められていると言われていました。
それは、常々バフェット本人が言うように、米国の経済成長に強気であるからこそ経済成長の恩恵を大きく受ける金融株(特に銀行株)に投資していたのでしょう。
そしてその見通しはリーマンショック時にも変わらず、リーマンショック時に【GS】に対して救済的に出資したことからもそれがわかります。

今回のコロナウイルスのパンデミックにおいてもバフェットは米国経済の長期の見通しに強気である旨の発言をしていますが、それにもかかわらず今回米銀株の売却をしています。

一見矛盾したこの言動は、航空株の売却時に「コロナ後の世界はコロナ前の様な世界には戻らない」と言った点を考えると、
・長期での米国経済の成長には引き続き強気で将来的に経済は回復する
・しかし、経済構造は変化して、これまでのような業種が儲かるわけではない
ということを示唆しているのでしょう。

バフェットが必ずしも正しく未来を予想できるわけではなく、これまでも投資で失敗していますし、コロナのパンデミック初期に航空株(デルタ航空)を買い増ししたことからもわかります。

しかし、彼は常に長期投資・長期的利益という視点で活動しており、○○ショックに乗じて株の売買をする投資家ではないことも確かです。
つまり、航空株や銀行株について、少なくとも当面の間は利益が小さくなる業種・業界と考えているということでしょう。

ぽこぺんは、航空株も銀行株も保有していませんが、航空会社の破綻は今後あり得ると思います(現に豪ヴァージン・オーストラリアはそうなりました)。
一方で銀行については、航空会社に比べると破綻リスクは低いと思います。
これはリーマンショックの反動でこの10年大きく規制が強化されたことと、コロナショックと同時に金融危機を発生させないように各国の当局は全力をつくす(何が何でも破綻を阻止する)と思うからです。

しかしバフェットはすごいなと思います。
デルタ航空に多額の出資をしても間違えたと思えばすぐに売却、これまで銀行株を強気で保有していても風向きが変わったと思えば容赦なく売却です。
ぽこぺんは大減配を発表したロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】を保有していますが、減配発表でも売りませんでした(売れませんでした)。

世界的にはロックダウンからの活動再開、日本でも緊急事態宣言の39県での解除、と経済活動の再開を模索し始めていますが、経済の変化や生活様式の変化が本格的に表れるのはこれからなんだと思います。
つまり、ぽこぺんの様な一般の投資家は、経済も含めた世界の今後の行方をこれから見極める、理解することになるのだろうと思います。

一刻も早いコロナの克服、経済の持続的な発展を願いながらも、拙速な投資や予断を持った投資をしないよう心掛けながら資産形成していきたいと思います。

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小さな一歩でこつこつと。

投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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