ぽこぺんです。
7月も後半戦に入りました。
月末は各社の決算が出てくる時期になります。
米国株について言えば、昨年はコロナの影響で大きく決算が落ち込んだことから、前年比では大きく改善しているのが通常と言うところでしょうか。
前期比でも米国での経済の持ち直しや移動制限の緩和などで企業にとってはプラスに働いているはずなので、決算は良くなっていると思います。
そうすると、前年比・前期比で決算がどうなったかと言うよりも、コンセンサスに対してどのくらいの決算を出したのか?と言うことになるのでしょう。
まぁ通常でもコンセンサス比でどんな決算かというのは当たり前かもしれませんが…。
ただ、タイトルに書いた通り決算で一喜一憂する必要はないのではないかと考えています。
決算が出てくると、Twitterなどでは色々なコメントが飛び交いますが、短期の売買や決算プレイをしているような人以外はあまり関係ないと思います。
長期で米国株を購入するにあたっては、S&P500に連動するETFのように決算に関係ない銘柄に投資している人も多いと思いますが、個別銘柄でも長期で投資する場合は5年・10年先の未来でも利益を得られる企業を選定しているはずなので、1回の決算だけで狼狽売りする必要はないでしょう。
むしろ、決算で株価が下がれば買増しの好機となり得ます。
逆に言えば、1回の決算で狼狽売りするのであれば、長期的な目線で銘柄を選んでいなかったということでしょう。
足許ではインフレ率の上昇などが懸念されていますが、長期で見ればやはり株価は上がっていくのでしょう。
もちろん上下しながらということになりますが、かつてオイルショックの時期などは今では信じられないようなインフレ率の上昇やそれを抑え込むために20%を超える短期金利が設定されました。
それでも株価は上昇を続け、持ち続けた人は大きな利益を手にしたことでしょう。
先週末の株価からみて、NYダウも4万ドルが射程圏内に入ってきた気がしますし、S&P500もあと15%ちょっと上昇すれば5000ポイントに達します。
もちろん全てを楽観的に見るわけではないですが、絶望的な株価暴落や不景気、戦争や大災害を経ても米国株は結果的には上昇を続けてきました。
直近では資本主義の終わりと言われたリーマンショックでさえ、今や昔の話となり、株価は数倍になっています。
改めて、長期の視点で腰を落ち着けて投資を続けることが重要です。
小さな一歩でこつこつと。