ぽこぺんです。
世界的ヘルスケア企業にして、S&PからAAAの格付けを得ている企業2社のうちの1社(もう1社はマイクロソフト)である【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が発表されました。

第4四半期の決算は売上は1.7%増の20,747百万ドル、粗利益は1.3%増の13,613百万ドル、純利益は31.8%増の15,119百万ドルでした。

年間では売上は0.6%増の82,059百万ドル、粗利益はほぼ変わらずの54,503百万ドル、純利益は−1.2%の15,119百万ドルでした。
日本と異なり、欧米は12月が決算期の場合が多いので、12月に1年の決算となるわけですが、年間では2018年の決算と比べて大きく変わったわけではないようです。
決算の詳細や今後の見通しについては、多くのブロガーさんが書かれているので、ぽこぺんは財務分析が得意という訳ではないのでそちらにお譲りしますが、決算発表後、株価は下がったことが気になります。
下がったと言っても、暴落したわけではないですが、決算内容が予想を下回ったとか材料出尽くしによる売りだと言われています。
でも、【JNJ】はしっかり利益出しているんですけどね。
【JNJ】の様に安定して利益を出してきた会社は、予想を下回ったとか、材料出尽くしで目先で株価がすぐに上がる見通しがないという理由で売ると長い目で見ると損をしますよね、たぶん。

【JNJ】の長期チャートを見ると株価は右肩上がりです。
基本的に人口増と高齢化が進む世界ではヘルスケア銘柄に追い風だと思います。
実際に過去の投資リターンを振り返ってみたいと思います。



【JNJ】の過去10年、20年、30年のリターンをバックテストした結果を見てみます。
ベンチマークはS&P500、初期投資額は$1,000、毎月$300を追加投資する条件です。
ザックリと$1=100円とすると、初期投資10万円、毎月3万円の追加投資という条件だと思ってください。
30年の長期ではベンチマークを上回るリターンをもたらしてくれます。
また、【JNJ】は57年連続増配銘柄です。
利益がなくても配当支払いは可能ですし、増配も可能です。
しかし、実態に見合わない増配や配当支払いは長くは続けられないことを考えると、長期の連続増配銘柄はそれなりに実力を認めてもいいと思います。
もちろん全ての人が【JNJ】の長期リターンを目的にしているわけではないでしょうし、過去のデータが未来を保証するわけではありませんが、投資家に報いてきた歴史があり、増配という形でそれが経営に根付いているとみなすことはできるのではないでしょうか?
長期で【JNJ】を保有する思いがある方にとっては、定期的な決算で会社の状態を確認することが必要です(ぽこぺんはこの点を怠りがちなので反省です)し、ビジネスの根本に問題が生じていない限りは、1回ごとの決算による株価の動きは気にしてもしょうがないので、むしろ安いときに買えると捉えましょう!
まだぽこぺんは毎月株を買えるような資金力がないのですが、それでも四半期毎に少しとはいえ、【JNJ】を買っていこうと思います。
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小さな一歩でこつこつと。