ぽこぺんです。
アーリーリタイアを目指す人の間では有名というか当たり前のことなのかもしれませんが、アーリーリタイアを達成するには投資で資産を拡大するよりも節約によって生活費を下げることが重要です。
ぽこぺんは米国株投資で資産形成を行っていますので、その長期的な平均リターンと言われる7%で計算した場合の資産拡大の推移を見てみましょう。

億り人という言葉があるように、1億円の資産と言うのは1つの大きな目標だと思いますが、年300万円入金して7%の複利運用をしても18年かかるんですね。
ぽこぺんは資産が1億円を達成したら、高配当ETFの【VYM】に乗り換えてそこからの配当金だけで生活したいと考えています。
でも、【VYM】の配当利回りは大体3%ちょっとです。
仮に3.5%で計算したとしても、米国と日本の両方で税金を取られますから、手取りベースでは約2.5%の配当利回りになります。
1億円分の【VYM】から得られる配当金は年間約250万円。
月間20万円ちょっとの計算です。
大学新卒社会人の手取りに毛の生えたような金額ですから、ぽこぺんの様な家庭持ちにとっては足りない。
だから、仮に年300万円の投資を18年続けてもまだ完全にリタイアはできない。だってお金足りないから。
これって結構絶望じゃないですか😢?
だって時間がかかりすぎ。
そこで最初に言ったようにそもそもの生活費を下げろ!節約しろ!というのがアーリーリタイア界のセオリーということになるわけです。
極めて論理的。
節約すれば投資できる額も増えますしね!
…でもこの理論、アタマでは理解できるけどちょっとな…って思ってしまいます。
仮に1億の資産を作ってアーリーリタイアできても金銭的には支出を制限された生活になりそうで、ぽこぺんにとってはこれじゃない感があるんですよね。
やはり月平均で30万円の配当収入が欲しいです。年間360万円。
1億円に対しては表面利回りで5%程度の利回りが必要です。
今の【VYM】の配当利回りではすぐに達成することは難しそうです。
しばらく保有を続けて増配が続けばいつかは達成できるでしょうが、18年に追加で何年かかるか。
幸いにもぽこぺんはリタイアしたい人ですが、配偶者は仕事を続けたい人なので、家計の収入全体で見るとぽこぺんが月20万円の配当金でリタイアしたとしても何とかなるかもしれません。
一定レベルの節約生活が出来る家庭ならアーリーリタイア界のセオリー通りに早期のアーリーリタイア達成が出来るでしょうが、ぽこぺんのように教育費などの事情でそれなりの支出が見込まれる場合は1億での配当金生活は難しいのではないでしょうか。
やはり、アーリーリタイアまでの時間を短縮するためにも、配当金拡大のために1億円以上の資産を築くためにも、やはりどこかで資産拡大のための勝負が必要なのだと思います。
もちろん無理や無謀な投機は禁物ですが。
小さな一歩でこつこつと。