【日本化?】中国で横たわり族爆誕!

ぽこぺんです。


今週のニュースで注目したものに中国の若者の間でタンピン族が発生しており、それが増えている、そして政府がそこに危機感を持っているというものがあります。
中国で、若者の「世捨て人」化=「タンピン主義」が大議論を巻き起こしていた…!

熾烈な競争と物価や資産の高騰に加え、親からのプレッシャーなどで中国の若者は疲れ切っており、そうしたプレッシャーから逃れるためにただ横になる生活をする若者が出てきているという記事で、この横たわることを中国語ではタンピンと言うらしく、タンピン族と言われているようです。
タンピン族はSNSを介して若者に広がりつつあり、これが蔓延すると経済の維持が困難になることなどから、政府はタンピン族を批判し警戒しているそうです。

家を買わない、車を買わない、消費をしない、結婚しない、競争しない。
なんだか今の日本の若者に似ています。
ぽこぺんがまだ幼かったころは日本も受験戦争とかやっていたんだと思いますが、それよりももっと熾烈な争いみたいですね。

でもその分、社会の格差が広がり、取り残される人が増えてきているということでしょう。
社会主義の国のはずなのに。
資本主義度は日本以上でしょうね。

時同じくして中国は3人子政策を解禁したようです。
昔は人口が増えすぎるので、中国と言えば1人っ子政策でしたが、21世紀に入ってからは2人目まで子供を作ることが許されていたのに、今や3人目までです。
中国は日本同様に高齢化が進んでおり、人口増加は頭打ち。
でも子供が少なく社会を支える側が減っているのです。
それも人口規模で言えば日本の10倍です。
だから人口維持は必須なんでしょう。

しかし、日本の氷河期世代への対応が遅れたのと同様に中国も時すでに遅しの感があります。
報道では中国国民の間には今更感があるようです。
日本もそうですが、現代社会では子供を育てるのには多大な資金が必要になります。
そのためには働かないといけませんが、仕事が十分にない、又は所得が十分にない状態では子供や結婚どころか、まずは自分が食べていくことだけで精一杯です。

また、日本でもこの10年程でワークライフバランスなんてことが言われていますが、全体で見れば実際には全く達成できていないでしょう。仕事が一番の世界です。
まして、競争の激しい中国では休んでいたらすぐに他人に仕事を奪われます。
変化の激しい世の中でそれについていきながらも昔ながらの家族観で生活していくことはどこの家庭も簡単なことではないでしょう。

こうやって見ると、際限のない競争はどこかで必ずほころびと言うか、持続性がないということがわかります。
どんな人間も100m走のスピードでフルマラソンを走り切ることはできないんですよね。
これは万国共通だし、そもそもスタートラインに立てなかったり立たせてもらえなかったり、100mを走る自分に対して自転車や車に乗っている人がいたりするともうバカバカしくなりますよね。

タンピン族が良いとは思いませんが、そうなるのも仕方ない気がします。
日本でいうところの引きこもりやニートも似た要素があるのではないかと思ってしまいます。
ただし、中国のタンピン族も実際はそんな簡単になれるものではなさそうですが。
熾烈な競争社会の中で疲れ果てる中国の若者たち 「横たわり族(躺平タンピン)」とは現実逃避

適度な仕事やストレスの少ない仕事と十分な所得を両立するのは難しいということを思い知らされた気もします。
その両立を求めた結果、欧米ではFIREという方法が生まれたのかもしれません。

小さな一歩でこつこつと。

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投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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