ぽこぺんです。
昨日は、これから初任給をもらう新社会人の皆さんに向けて、事前に新社会人としてのお金に対する備えと心構えについてお伝えしました。
今日は、その中の③でお伝えした投資について、おススメの投資対象と投資手法についてお伝えしたいと思います。
では、さっそくいってみましょう!
①おススメ投資対象
みなさんは投資と言うと何を思い浮かべるでしょうか?
株・投資信託・債券・ビットコインなど、名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
そんな中でぽこぺんがおススメするのは米国株です!
iPhoneのアップル社やWindowsのマイクロソフト社、インスタグラムのフェイスブック社などが米国の会社となりますが、そういった会社の株ということです。

さて、その理由は上のグラフにあります。
これは1800年代からの株・長期国債・短期国債・純金・現金の資産価値の動きを表しています。
この中で長期で安定して価値が上がっているのが株式(Stocks)です。
現在はコロナウイルスの世界的な感染拡大で株式市場が大暴落しているというような報道があります。
確かに3か月前と比べれば大きく下落しているのは事実ですが、長期でみれば右肩上がりなのです!
つまり米国株は、2度の世界大戦やその他の戦争、テロとの戦い、オイルショック、リーマンショック等の幾多の困難を乗り越えてきた証拠であり、資産として保有するのに十分な実績があるといえるのです。
それに比べると、日本株は1989年(平成元年)に付けた3万8957円44銭が史上最高値で、その後30年以上経っていますが、一度も更新されていないのです。
②投資手法
次に投資手法ですが、昨日のブログでもお伝えした通り、まずは月々の給料の中から一定額を投資に回すことです。
最初のころは1万円でも2万円でも構いません。
投資だからと言って100万単位のお金など今の時代では必要ないのです。
毎月投資を行うことで、時間分散効果が得られます。
時間分散効果とは、購入タイミングを分けることで購入対象銘柄が高いときも安いときも一定額の投資をすることになり、結果として高い時には少ない株数を、安い時には多くの株数を購入できます。
例)毎月1万円を投資する…①1株1000円の時 ②1株2000円の時
①…10株購入
②…5株購入
初心者のうちは自己判断で購入対象銘柄の高い安いを判断せずに、平均的な価格で購入することを心掛けましょう。
では、毎月投資に回したお金でどの株を買うかということですが、①で書いた通り米国株です。
でも、一口に米国株といっても、いろんな会社の株があり、その数は数千銘柄に上りますので、あなたが投資初心者なら、特定の銘柄を買うのではなく、分散して投資することが適切です。
そこで、おススメの投資銘柄は「S&P500」と言われる指数に連動する銘柄です。S&P500とは、米国の主要な会社の株500銘柄が組み入れられている指数であり、この指数と連動す銘柄を買うことで、1つの銘柄を買っているのに500銘柄に分散投資しているのと同じ効果が得られます。
具体的には、ティッカーシンボルで【VOO】【IVV】と呼ばれる銘柄がS&P500に連動する銘柄(ETFと呼ばれます)となります。
まとめ
ということで、投資初心者の頃は①時間分散と②分散投資を心掛けましょう!
これだけで市場平均(株式市場全体と同程度)のリターンが得られることとなります。
そして、米国株リターンの長期的な平均は年7%と言われています!
現在の銀行預金の金利は0.001%と言われていますから、投資額が小さい頃は目立った差ではなくても、時間と共に給料の差では埋められないくらい投資している人としていない人の間で差がつくことになります。
若いみなさんは時間が最大の武器であり資産ですから、有効活用して将来の備えにしましょう。
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