ぽこぺんです。
ぽこぺんが保有しているロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】が66%の減配を発表しました。
【RDSB】の減配は80年ぶりとのことです。
これによって1株あたりの配当金は前回の $0.47 ⇒ $0.16 へと大きく引き下げられました…。
(ちなみに、ロイヤル・ダッチ・シェルにはオランダ株のADRである【RDSA】とイギリス株のADRである【RDSA】の2種類がありますが、【RDSB】は1つ(株)で原株2株分です。なので、【RDSB】1株で配当金は 0.94 ⇒ $0.32 となります。)
これをうけて、先週末の【RDSB】の終値は$29.83と6%超の下落となりました。
ぽこぺんの【RDSB】の保有状況は、平均$56.73で28株を保有しています。
現在の含み損は約$750で、これまでの受取り配当金は$23.5で、3月に初めてもらった1回のみ。
まさか、次回2回目の配当金が80年ぶりの減配になるとは…。
本来ならば、
①原油相場があやしくなってきた段階
②大きく株価が下がった段階
③減配が発表された段階
のいずれかで売却すべきだったのでしょう。
しかし、戦後一度も減配したことがない(連続増配ではないですが)、これまでも原油安の場面では配当を維持してきた実績等々から減配はないと思ってしまっていました。
原油安に伴って、今年に入ってから大きく株価は下落していましたが、その分配当利回りはやはり10%超と大きく上昇していましたが、マーケットの方が正しく【RDSB】を評価していたということでしょう。
減配を発表しても配当利回りは先週末の株価ベースで4%超ですが、ぽこぺんの取得単価ベースでは約2.25%…。配当に目がくらんだ結果の失敗と言えます。
今回の減配を踏まえて、ポートフォリオの受取配当金利回り5%を目標とする運用方針にいくつか修正が必要ではないかと考えています。
やはり、高配当株がポートフォリオの多くの部分を占めているのは減配や株価下落のリスクがあるということを今回のコロナショックで身に染みて理解しました。
また、わずかに保有しているマイクロソフト【MSFT】のようなハイテク銘柄の方がコロナショックを受けてもなお株価は堅調だということです。
不労所得である配当を受け取りたいという思いに変わりはありませんが、高配当株の比率を下げていく必要があると考え始めています。
とはいえ、連続増配株に投資していくこと自体は続けていきたいと考えており、今のうちになるべく多くポートフォリオに組み込み、将来の増配で結果的に高配当化する展開は目指していきたいと思います。
今後のポートフォリオの構成はまだ検討中ですが、減配や将来性という点もしっかりと考慮して、かつ、一定の配当を得られるようにしていきたいと思います。
ただ、高配当株見直しと言いつつエイリスキャピタル【ARCC】は欲しいなぁと思いますが。
なお、【RDSB】は高配当株投資への反省の意味を込めて引続き保有していきたいと思います。もちろん買増しはしませんが…。
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