ぽこぺんです。
最近あまり金とプラチナの話をしていなかったのですが、ブルームバーグの記事で年初の頃のレベルまで金の価格が回復してきたという記事を見ました。

1トロイオンスあたり$1900のレベルまで回復してきています。
といっても、ドルベースだとよくわからないので、ぽこぺんが純金積立に使っている三菱マテリアルのHPからチャートを持ってきました。

1年間のチャートを見ると確かに回復してきています。
この辺りは正に米国のインフレを反映しているということなのでしょう。

こちらは1978年から現在までの価格の推移です。
長期で見ると米ドルでの価格(グレーのチャート)は上昇していることが分かります。
ただ、為替の問題で円ベースの価格(といっても小売価格ですが)は1980年頃の1g=5,000円から比べると現在の7,000円ちょっとの価格はそんなに大幅な上昇には見えません。
ぽこぺんが純金とプラチナの積立を始めたのは2010年ですが、今のところ含み益を保っています。
プラチナは一時期大きく価格が低迷して、含み損の状態が長く続いてきましたが、今はこちらも含み益となっています。
今までインフレというものを明確に感じたことはほとんどありませんでしたが、今の米国を見ているとインフレの影響を資産価格の変化として感じ始めています。
金はインフレヘッジと言われますが、これからもっとそれを実感するようになるのですかね?
さて、実際に金に投資する場合、3つあると言われる方法のうち、ぽこぺんの様に現物の純金を購入するのは一番効率が悪い方法と言われています。
残り2つの方法は金のETFを買う方法と産金会社の株を買う方法があると言われています。
ETFは金の価格推移に連動するので、金が騰がるほど儲かるわけですが、現物を購入するよりも手数料や維持費が安いという利点があります。
現物の売買では手数料が高かったり、保管料が生じたりします。また、現金化する場合は時間がかかったりします。
産金会社の株を買うというのは、実際に金を採掘している会社の株を買うわけですが、採掘コストは基本的に一定です。それに対して金の価格が上昇すれば、会社の利益は大きくなります。
なので、金の価格が上昇するのであれば、産金会社の株を買うことで大きく利益を出すことが出来ると言えます。
なので、最も賢く金の上昇で利益を得るには産金会社の株を買うこととなります。
まぁ、株なので純粋な金への投資と言うのとは若干異なりますが。
ただ、ぽこぺんとしては現物投資のメリットもあると思います。
それは、持ち運びができるということ。
だからこそ金は昔から有事の金と言われ、戦争などの場合は指輪などに変えて所持されていったのですね。
そしてなにより・・・金の延べ棒が持てる!
これがぽこぺんの夢なんですよ。
実際はほぼこのために投資していると言っても過言ではありません。
と、色々言ってきましたが、とにかく金の価格が上昇してきてよかった。
インフレヘッジとして機能してくれるのならもっと素晴らしい。
これから金を保有する意味を実感できるのかもしれない。
そんなことを感じた今日この頃です。
一定の資産分散の必要性を感じています。
毎月数千円でも純金の積立投資をしてみてはいかがでしょうか。
小さな一歩でこつこつと。