ぽこぺんです。
最近不動産投資の勉強を進めています。
いくつか本を読んでいるのですが、そのうちの一つをご紹介します。
ズバリ記事のタイトルの通り『サラリーマンを辞めたくなったら読む不動産投資の本』です。
著者は台場貞史さんで、この本は2019年に書かれたものです。
本を読む限りでは、16戸のマンションを保有し、月に実質手取で80万円以上の収入を得ている方です。
この本を買ったのはズバリジャケ買いです。
もうタイトルに完全に釣られました。
買っちゃいませんか?こんな魅力的なタイトルなら。
僭越ながら、読破した上で概要をお伝えします。
投資対象:中古ワンルームマンション
立地 :東京23区
投資方針:安全第一(リスク低めの運用)
その他 :サラリーマンはリスクだらけ
と言った感じの内容です。
最大の特徴は上記で書いたとおり、リスクを抑えた投資を指向しているということです。
著者曰く不動産投資で失敗するのは借入金が大き過ぎることに起因するとのことです。
まぁ当たり前の様に聞こえますが、不動産投資は金融機関からの借入によってレバレッジを効かせることで資産拡大を加速させるというメリットがあるわけですが、ここを如何にリスクを考慮してい低く抑えるかが不動産投資の肝だと言っています。
今のような低金利環境が今後も数十年続くという安易な前提で大きな投資をすると、金利が上昇した時に行き詰まる。
想定外と言う言葉はこれまでも数多ありましたが、想定外が起こることを前提にして、極端なリスクを取らない。
借入は資産の60%を目安にし、いつでも安全圏内である40%まで逃げ込めるように備えておく。
そんなことを言われています。
一方で、不動産投資の始め時、物件の買い時は「常に今」ということもおっしゃっています。
これは、不動産投資は長期間続けることで投資の利益を享受できるので、少しでも早く始めて長く続けるべきとのことです。
また、不動産投資を始めるにあたっての8つのステップを紹介しており、これを3か月以内に完了するというスピード感も求めています。
ただし、早く始めれば成功すると言っているのではなく、利益が出る物件と巡り合うかは別問題で、どれだけ勉強してどれだけ物件探しに労力を投入したかによるので、今すぐ買えば必ず儲かるという意味ではないのでご注意を。
あくまで、早く始めることで長く利益を得られるようになるということから早い方が良い、今が始め時とおっしゃっているのです。
総じて安定安心の不動産投資のための内容が記載されていますが、ぽこぺんの様に不動産投資初心者、サラリーマン、まずは小さく不動産投資を始めたいといった方は一読の価値があるのではないでしょうか。
ぽこぺんは最終的には大きなマンションとかアパートを複数保有してみたいと思っていますが、この本はリスクについて、特に借り入れ方と金利の変化について歴史的低金利の現在でも注意を促しているというのは重要だと感じます。
大きく資産を伸ばすには如何にレバレッジを効かせるかということが言われるわけですが、この本はその意味ではブレーキとしての役割を果たしてくれており、頭の片隅に入れておく価値のある内容だと思います。
小さな一歩でこつこつと。