ぽこぺんです。
今日のビッグニュースは菅総理が次期自民党総裁選への不出馬を表明したことでした。
自民党の総裁とは自民党と言う政党のトップのことです。
自民党は国会で最大の国会議員数を保持する与党ですから、そのトップである総裁になるということは、国会議員によって選ばれる総理大臣に選ばれるということと同義です。
今回、現職の総理総裁である菅さんが次期総裁選の不出馬を表明したので、菅さんは次の自民党総裁になることはありません。
と言うことは、菅さんが総理を続けられる時間はどんなに長くても衆議院の任期が今年の10月21日までなので、任期満了までの30日以内に選挙が実施され、臨時国会の召集とともに新しい総理大臣が指名されます。
まぁ要するにもうすぐ自民党の新しいトップが選ばれ、衆議院選挙で自民党が勝利して引続き与党として政権運営を担う場合は菅さんではなく新しい総裁が次の総理大臣になるとうことです。
さて、皮肉にも今日の日経平均株価は500円以上の上昇となりました。
菅さんの辞任が要因なのかはわかりませんが、ニュースなどを見ていると、菅さんの辞任に伴って次の政権では新しい経済政策への期待が高まったことによるようです。
次の総裁選の立候補者は岸田・高市・河野と立候補表明をしている上に、石破茂氏の立候補の可能性もあるとか。
ただ正直に言えば、誰が次の総裁になっても劇的に何かが変わるということは期待できないのではないかと感じています。
そもそも次の選挙で自民党が勝てるのかもあやしいです。
どこの政党が勝っても、誰が総理大臣になっても劇的に日本が良くなるような期待が持てないというのが多くの人の本音なのではないでしょうか。
いや、別に劇的に変わらなくても、少しでも良くなってくれればいいのですが…そんな雰囲気も感じられない気がします。
当面は新しい総理もコロナ対策が第一でしょうが、経済対策は必ず必要になります。
コロナで疲弊した経済の立て直しや、今後の日本の成長を新しい総理大臣に期待したいところですが、抜本的な成長の道筋を見いだせなかったバブル崩壊後の平成の30年間を見ると、今回の自民党総裁選に立候補するおじさんおばさんに期待できないのではないかと思ってしまいますね。
新しいリーダーが日本経済を良くしてくれるという淡い期待をもつよりも、ジリ貧の日本経済への覚悟を決めて、投資や運用で自己の資産防衛をする方が確実に必要となるのだろうと思います。
バブルの頃に日本経済がイケイケの時は能力がなくても物事は上手くいったし、逆に今のように日本が右肩下がりの時代では有能であっても上手くやるのは難しいと考えるようにしています。
小さな一歩でこつこつと。