ぽこぺんです。
日本人は投資が怖いという人が多いのだろうと思います。
預金と異なり、投資は儲かる可能性がある反面、損する可能性があるからです。
人は同じ額の得と損なら損の方を強く認識するという特性があるとか。
つまり、100万円損した方が100万円得した場合よりも強く記憶に刻まれるということです。
そして、これは日本人特有かもしれませんが、バブルのころに大きな痛手をこうむった人などがそれを自分の子や孫に伝えていくことで「投資=コワい」というイメージが付いているのかもしれません。
株式投資と並んでコワい投資の対象といえば不動産です。
バブル期も所謂土地転がしと言われる投資法(というか投機)が横行しました。
最近ではスルガ銀行による不正融資なども不動産投資の一環を形成しています。
確かにコワいですよね。不動産投資は。
何しろ不動産を購入するというのは多額の資金が必要になります。
また、銀行からお金を借りるのが一般的なので、失敗した場合は大きな借金が残る可能性があり、人によっては自己破産したという話もあります。
しかし、株もそうですが投資をする場合に失敗するのは大体が、勉強不足と無理な投資によるものだと考えられます。
例えばよくわからない銘柄に投資するとか、リターンを考えずに無理な借り入れをするとか、そういうことが投資の失敗につながるのであって、投資対象そのものが問題だということはあまりないのではないかと思います。
株式投資と不動産投資については、過去から長い歴史があり、株式も不動産も資産としての価値は歴史に裏打ちされていると言えます。
特に不動産は株よりもはるかに長い期間、資産としての価値を証明しています。
例えば、不動産賃貸というのははるか昔からビジネスとして成立しており、今なお続いているのです。
そういう投資対象が続くのは、社会で必要とされているものだからではないかと思うわけですが、その中で良いときも悪いときもあるというのが実態だと思います。
株式投資については、2000万円問題以降、日本でも若い世代を中心に株式投資を始める人が増えています。
不動産投資はスルガ銀行の不正融資問題が大きな社会問題となってから銀行からの融資が厳しくなっているようですが、世界的なカネ余りから日本の不動産市場も高値になっている可能性があるのではないかと思います。
しかし、良い時期もあるが悪い時期もあるということで、不動産投資自体が儲からないとか損をするというものではないと思うので、時期を見て、物件をみて取り組みたいと思います。
株も不動産も相場が下落するとコワいという声が聞こえますが、そうしたときほど投資に適した時期であることが多いと思います。
そして、他人が怖がっているときほど安く資産を買えるとういことですから、むしろそうした時期を待って、それまでは勉強と種銭の蓄積に努める必要があると思います。
結局、コワいからリスクを取らないということは、リスクを取らないこと自体がリスクだということでしょう。
ぽこぺんも不動産投資についての情報を集め、勉強をしているところではありますが、並行して種銭の蓄積をしているところでもあります。
安定した不動産賃貸経営をすることが出来れば、FIREにかなり近づくと思うんですよね。
その意味では、みんながコワがって、物件が安く購入できる時が来るのを待ってさえいるんですが、自分がコワがっていてはいつまでたってもチャンスを生み出すことはできないと思います。
小さな一歩でこつこつと。