ぽこぺんです。
これまで東京を中心に新型コロナの感染者が急拡大していましたが、先週あたりから全国主要都市を中心に数百人単位で陽性患者が出ています。
また、人口比で見ると東京よりも大阪・愛知・沖縄などの方が陽性者が多いそうです。
感染者の拡大を受けても政府は緊急事態宣言を再度発出する考えはないようですが、小池東京都知事は明日8月3日から飲食店等に22時以降の営業の自粛を要請するほか、愛知県などでも自粛要請するなど、自治体レベルでは自粛が再発する事態となっています。
日経新聞ではコロナの影響を受けて非正規の雇用が減少していることや引続き休業状態にある労働者は高水準であることを伝えています。


業種別で見ると非正規の割合が高いと考えられる業種の雇用の落ち込みが大きいように見受けられます。
また、5月に423万人いた休業者は45%が6月も引き続き休業、7%は失業となったそうです。
新卒採用もコロナ前と打って変わって厳しさを増しており、大手航空各社の採用取りやめなどがすでに報道されています。
最終的にどこまで日本の雇用環境が悪化するのか、失業者が増えるのかは知る由もありませんが、経済活動の停滞が長引けば長引くほど、ワクチンの完成などで現状が打破されたとしても経済の回復には時間がかかることになります。
これは経済活動本格再開までの間に多くの人が入を失い、貯えを消費してしまうからであり、そんな状態で経済活動が本格的に再開されてもそもそも使えるお金がないという事態に陥ってしますからです。
更に、お金を使える人が少なくなるわけですから、そんな状態であれば企業の収益も急回復が難しい場合が多いと考えられます。
そこは政府がお金を使って消費を喚起するのでしょうが(その段階でGoToトラベルキャンペーンなどをやるべきなのでしょうが)、すぐにすべての業種に恩恵があるわけではありませんので過度な期待も難しい気がします。
更にぽこぺん個人としては多くの人が勘違いしているように感じるのが、政府のお金は無尽蔵ではなく我々の税金だということを忘れている人が多いのではないかということです。
政府がお金を使えば国民が税金をその分支払うことと同義です。
背に腹は代えられないので緊急事態では政府が借金してでも経済を回し、経済活動を維持するというのは経済のセオリーですが、借金はいつかは返さないといけません。
将来の増税が予想されると国民の消費が抑制されるというのもまた経済のセオリーですので、コロナが長引く&回復のために政府の支出が拡大することは、結果としてコロナの影響がより長期で続くことになりかねません。
という偉そうな考えを述べたところで一般人のぽこぺんが画期的な解決策を見出しているわけではなく、ありきたりですが、日本国民が全体としてコロナの感染拡大防止に配慮した形で消費活動を続け、早期の終結を祈る程度のことしか思いつきません。
個人レベルではオンラインで稼げる副業を見つけられるといいのですが。
ただ、実際にはコロナ後の日本の雇用や経済情勢は厳しいような気がしています。そうであれば、コロナでも生き残り、大きな収益基盤を持っている企業の株を買ってリターンを得るというのが個人レベルでの一つの解決策かなと思っています。
本当に世のなかに必要とされる企業であれば、コロナ後でも生き残って、むしろライバルが減ることで、より強い企業へと変貌を遂げるのではないでしょうか。
小さな一歩でこつこつと。
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