【アノマリー】2020年は米国大統領選挙の年

ぽこぺんです。


少し前の記事ですが、ぽこぺんが使っている楽天証券の「トウシル」という情報提供サービスで面白い記事がありましたので紹介します。

トウシルの記事は2019年9月のものなので、今から10カ月ほど前の記事になります。
ズバリ!テーマは大統領選挙の年は株価が上がるかどうかです。

楽天証券トウシルより

上のグラフはトウシルに掲載されていたものになりますが、大統領選挙の前年末の株価(S&P500)を100とした場合の翌年(大統領選挙の年)の株価推移を表したものです。

青いグラフが1970年からの平均となりますが、前年末からの1年間で平均して6%上昇していることが分かります。
これだけ見ると大統領選挙の年は株価が上がるように見えます。

さらに、2008年のリーマンショックの年(2007年末から2008年)を除くと赤のグラフで11.3%の上昇、2000年のITバブルがはじけた年を除くと13.5%も平均して上昇しています!

大統領選挙の年は株価が上がるじゃないか!!!

となりますが、ちょっとまてよ・・・。
1970年以降現在まで大統領選挙は12回。そして今回が13回目。
12回のうち2008年の1回を除いただけ(赤と青の比較)で5%も平均リターンが上がる!
12回のうち2000年と2008年を除く(緑と青の比較)と7%超もリターンが上がる!

大きな不安要素がなければ大統領選挙の年は株価爆上げ!
…でも、大統領選の年でも爆下げする年があるんですね。
特に1回で平均を5%も下げている2008年(リーマンショック)ですが、10月にリーマンブラザーズが破綻する前の夏ごろから破綻の危機が囁かれているなかでの破綻となりましたが、結果だけ見れば事前に分かっていても景気後退入りを防げませんでした。
そして株価も大暴落。調べてみると2007年末と2008年末で約38.5%の下落でした。

これってなんだか現在のコロナ禍の状況に似ていませんかね?
3月に1回株価は暴落しましたが、その後急回復。
でもマーケットに不安がくすぶっている。
2008年の当時も前年にパリバショックで一度マーケットは不安に襲われた後、何とか持ち直していたんですが、結局秋にはリーマンの破綻となりました。

自分で言ってても若干こじつけている気もしますし、当時はブッシュ大統領(子)が既に2選していたので、再選を目指す選挙ではなく、リセッション入りを防ぐことについて現職大統領にそこまでのインセンティブがなかったのかもしれません。

結局何が言いたいのかというと、
①大統領選挙の年は大暴落する年を除くと平均で年間13%超のリターン
※1970年以降大統領選は12回、2020年は13回目
②ただし、大暴落が起こると大統領選挙の年でも大きくリターンは悪化
※選挙前に暴落が起こっても年末までに巻き返せない可能性
③コロナ禍がリーマンショックの相場際現にならないか…

という3点が伝えたかったのです。
米国大統領選挙はアノマリーとしてかなり研究されていると思いますが、やっぱり毎回気になるものですね。

小さな一歩でこつこつと。

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投稿者: ぽこぺん

30代既婚で子供は1人で夫婦共働き。 「金持ち父さん貧乏父さん」に影響されて、副業と投資による資産形成を決意! アーリーリタイアを目指して副業と投資で資産を作ります‼ 月に数万円しか投資に回せない一般的な会社員が、本当に副業と投資で資産を作り、アリーリタイアできるのか? 日々資産形成について勉強しながらの、リアルな副業・投資をお伝えします。

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