ぽこぺんです。
今週は日本時間の18日の朝方に米国のFOMCの結果が公表されました。
これを受けて、NYダウは33,000ドルを超えて取引を終わり、S&P500も3970ポイントを超えて取引を終えました。
FOMCの結果を端的に言えば、
・2023年末まではゼロ金利政策を継続する(0%~0.25%)
・年内に2%を超える物価上昇があっても一時的
・資産購入のペースはこれまで同様を確保する
・失業者は依然としてコロナ前より950万人多い
ただし、日経新聞によれば量的緩和についてはゼロ金利政策をやめる前に終了する見込みとのことです。
なお、米銀が特例的に米国債を一定の規模を超えて購入することが出来るSLRの延長については、延長するか否か公表されませんでした。
これらの内容を踏まえてマーケットは小幅高で応えました。
もちろん引続き量的緩和の終了時期を巡ってマーケットの思惑で上下することはあると思いますが、量的緩和の終了時期についてパウエル議長は全く議論していないとして、終了の時期はまだまだ議論するのは早いというメッセージを送っています。
SLRの期限延長については3月末で期限が来ますので、どうなるかは要チェックです。
しかし、すごいですね。
コロナ前はいつNYダウが3万ドルに到達するかと思っていましたが、2万ドルを割込むようなコロナの暴落を経て、今や3万ドル台は定着しており、このままのペースで行けば年内に4万ドルが見えてきそうです。
S&P500も4000ポイントはもはや時間の問題ですね。
ただ、今の株価は圧倒的な金融緩和や財政出動によって株などの資産に対して通貨の価値が大きく下がっているということを痛感させられます。
コロナによる移動制限がなければ、不動産ももっと価格が上昇していたんだろうと思います。
現状がバブルという話もありますが、少なくとも資産を持つ人と持たない人の経済的な格差は益々拡大しています。
適切なリスク管理はいつでも必要ですが、バブルだといっているだけでは格差拡大に太刀打ちできません。
それにバブルがはじけたとしても、長期では広がった格差が縮小するとは限りません。
リーマンショックの時のNYダウは今の半分程度の価格でした。
リーマンショックによって当時NYダウは半値になりましたが、逆に言えば現在の株価はそこから4倍になっているのです。
高値掴みは避けたいところですが、それでも投資を止めてしまうとか、投資から完全に撤退してしまうのは悪手だと思います。
更なる飛躍を信じて、バブル相場でも暴落相場でも投資に邁進したいと思います。
小さな一歩でこつこつと。